法人の光回線は速度だけでなく、同時接続数・電話との組み合わせ・切り替えコストの3つで判断します。フレッツ光からの転用の仕組み、10ギガを選ぶ基準、切り替え時の確認事項を解説します。
光回線というと「速度」に目が行きがちですが、法人利用では次の3つを合わせて見る必要があります。
回線契約を安くしても、通話が不安定になれば業務に影響します。電話をIP化している(あるいはこれからする)企業は、回線と電話をセットで設計することをおすすめします。
すでにフレッツ光をご利用の場合、転用という手続きで光コラボレーション事業者へ切り替えられます。回線設備はそのまま使うため、次の特徴があります。
手続きには、NTT東日本・西日本が発行する「転用承諾番号」が必要です。発行日を含め15日間の有効期限があるため、切り替え時期を決めてから取得してください。
お客さまID(またはひかり電話番号)、契約者名、利用場所の住所、お支払い方法。NTT東西のWebまたは電話窓口で取得できます。
10ギガ(ファミリー・クロス/マンション・クロス等)は上限速度が高い一方、効果を得るには社内側の設備も対応している必要があります。
| 確認項目 | 10ギガの効果を得るための条件 |
|---|---|
| ルータ | 10ギガ対応のWANポートを備えていること |
| LAN配線 | カテゴリ6A以上のケーブル |
| スイッチ | マルチギガ対応のポート |
| 端末 | 対応するLANポートまたはWi-Fi 6以上 |
| 提供エリア | 10ギガの提供対象エリアであること |
逆に、メールとWeb中心の業務で端末数も限られている場合は、1ギガでも十分なことが多くなります。現在の実効速度と混雑する時間帯を確認してから判断すると、過剰投資を避けられます。
契約期間の残りによっては、切り替え時期をずらしたほうが有利な場合があります。
電話番号を継続できるか、切り替え時に一時的な停止が発生するかを事前に確認してください。
VPNやサーバー公開で固定IPを使っている場合、切り替え後も同条件で利用できるかを確認します。
複数拠点をまとめて切り替える場合、拠点によって提供可能なメニューが異なることがあります。
光回線の見直しは、電話の見直しと同時に行うと効果が大きくなります。理由は次のとおりです。
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