株式会社グッド・ラックが運営している「どんなときもWiFi」が、ユーザーからどのような評価を得ているのか、口コミ評判などから分析していきます。
どんなときもWiFiの特徴や料金体系、運営会社の概要、さらにキャンペーンの内容についても詳しく紹介します。
どんなときもWiFiの特徴
まずは、どんなときもWiFiの特徴を表にまとめてみましたので、こちらで概要をつかんでください。
金額は原則、税抜表示として、消費税がかからない料金については「非課税」と記しました。
月額利用料 | プランは「データ放題プラン」のみで、標準月額利用料は4,410円です。 ただし、割引キャンペーンがあります。 *料金体系については後段で詳しく解説します |
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月額データ量 | 無制限 |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
お支払い方法 | 原則クレジットカード払い 口座振替や請求書払いの場合、キャンペーンの対象外になります。 |
契約期間 | 2年 |
縛りの有無 | 更新月(25カ月目など)での解約には、解約手数料はありません。 解約手数料が発生する月と金額は以下のとおりです。
*解約については後段で詳しく解説します |
オプション | ●あんしん補償:月400円 ●USB充電器:初月のみ1,800円 *オプションについては後段で詳しく解説します |
メリット |
*メリットについては後段で詳しく解説します |
デメリット |
*デメリットについては後段で詳しく解説します |
どんなときもWiFiの運営会社の概要
どんなときもWiFiの運営会社、株式会社グッド・ラックを紹介します。
会社名 | 株式会社グッド・ラック |
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代表者 | 佐々木允浩 |
設立日 | 2010年3月17日 |
ホームページURL | http://good-luck-corporation.co.jp |
コールセンター電話番号 | 0120-048-277 |
どんなときもWiFiの料金体系
どんなときもWiFiの料金プランは「データ放題プラン」しかありません。名称のとおりデータ容量は無制限です。
データ放題プランの月額使用料は標準で4,410円ですが、個人の場合、クレジットカード払いにすると以下のキャンペーン価格が適用されます。
- 月額3,480円(24カ月間)
- 25カ月目から3,980円
- 法人は、口座振替でも請求書払いでも、このキャンペーン価格が適用されます。
月額使用料以外の料金について
月額使用料以外の料金を紹介します。
支払い手数料は、クレジットカード払いは無料ですが、口座振替は月200円、請求書払いは月300円かかります。
どんなときもWiFiは、クレジットカード払いの「お得度」を高めて、クレジットカードの利用を強くすすめています。
どんなときもWiFiは、クレジットカード払いと口座振替払いの支払い額の違いについて次のような試算を紹介しています。
<クレジットカード払いで2年間利用した場合>
●総額87,000円
内訳:月額使用料3,480円×24カ月、初期手数料3,000円、その他480円
<口座振替で2年間利用した場合>
●総額約104,300円
内訳:(月額使用料3,980円+口座振替手数料200円)×24カ月、初期手数料3,000円、その他980円
※クレジットカード払いは、口座振替より2年間で17,300円(=104,300円-87,000円)お得になります。
海外使用について
どんなときもWiFiは海外での使用にも対応していて、その料金は次のとおりです。
- アジア、オセアニア、ヨーロッパ、北米:1日1,280円(非課税)
- 中東、南米、アフリカ:1日1,880円(非課税)
海外での利用は、どんなときもWiFiが力を入れているサービスのひとつなので、後段で詳しく紹介します。
どんなときもWiFiのメリットとデメリット
どんなときもWiFiのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
まずはどんなときもWiFiのメリットをみていきましょう。
メリット1:本物のデータ制限なし
最大のメリットは「本物のデータ制限なし」であることです。他社の場合、「データ容量無制限」をうたいながら、「3日間の累計使用量が10GB以上になると制限がかかる」といった「隠れ制限」がありますが、どんなときもWiFiにはそれがありません。
多くのWi-Fi会社は「隠れ制限」を設けているので、これはどんなときもWiFiの「英断」といっても言い過ぎではないでしょう。
動画視聴やゲームといった大容量消費をするユーザーには、どんなときもWiFiはおすすめできます。
メリット2:料金プランがシンプル
メリットその2は、どんなときもWiFiの料金プランが、「データ放題プラン」の1本しかないことです。とてもシンプルで、迷わずに済みます。
Wi-Fi会社によっては料金プランが3つ以上あるところもあり、その場合「結局どのプランが得なのか」と悩みますし、毎月「今月の利用状況なら、別のプランのほうが得だったのではないか」と思うことになります。
メリット3:海外利用に対応
メリットその3は、どんなときもWiFiが、ユーザーの海外利用に対応しているところです。
北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、中東、南米、アフリカの131の国と地域で使うことができます。
端末代金無料
メリットその4は、端末の代金が無料であることです。
端末無料は他社もやっていますが、端末は「定価」だと数万円することもあるので、これは嬉しいサービスです。
メリット5:トリプルキャリアネットワーク
メリットその5は、「トリプルキャリアネットワーク」です。
どんなときもWiFiは、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアに対応しています。この点については、別に章を設けて詳しく解説します。
メリット6:端末の送料無料
その6は、小さなメリットなのですが、端末の送料が全国無料になっています。
北海道、沖縄、離島のみを有料にしている会社が多いなかで、全国無料には誠意を感じます。
デメリット
デメリット1:料金プランの選択肢がない
料金プランが1本しかないことは、メリットとして紹介しましたが、「選択肢が他にない」と考えるとデメリットになります。
1本しかない料金プランはデータ容量無制限なので、「データ使用量は少なくてよいので、月額利用料を安くしてほしい」という人向きではありません。
デメリット2:キャンペーンの終了期日が未定
デメリットその2は、キャンペーンの終了期日がわからないことです。どんなときもWiFiは、2020年1月現在、「標準月額4,410円、キャンペーン中は24カ月目まで3,480円、25カ月目以降3,980円」と設定していますが、このキャンペーンがいつ終わるのか、アナウンスされていません。
キャンペーンが終了すれば、どんなときもWiFi側は「標準月額になっただけ」と説明できますが、ユーザーは「値上がりした」と感じるでしょう。
これは大きなデメリットといえます。
デメリット3:個人ユーザーと法人ユーザーの待遇の差
デメリットその3は、個人ユーザーが法人ユーザーより冷遇されていることです。
個人ユーザーの場合、月額使用料がキャンペーン価格になるのは、クレジットカード払いをしたときだけです。ところが法人ユーザーは、口座振替でも請求書払いでも、キャンペーン価格が適用されます。
デメリット4:端末がレンタル
デメリットその4は、端末が「譲り渡し」ではなく、「レンタル」形式になっていることです。契約を解除したときは、端末をどんなときもWiFi側に返却しなければなりません。
返却するときの宅配料はユーザーが負担することになります。
しかも、返却期限内に返却しなかったり、返却された端末が故障していたりした場合は、18,000円を請求されることがあります。
デメリット5:端末を選べない
デメリットその5も端末関連です。
どんなときもWiFiの端末は1種類しかありません。他社には5種類用意しているところもあります。
どんなときもWiFiのキャンペーン内容
続いて、どんなときもWiFiのキャンペーン内容をみていきましょう。
メーンのキャンペーン
月額料金のキャンペーンはすでに紹介したとおり、標準4,410円が「3,480~3,980円」になります。
端末料金無料キャンペーンも実施しています。
また、料金の支払い手数料は、クレジットカード払いに限り0円です。
格安SIMとの併用キャンペーン
どんなときもWiFiと格安SIMを併用すると、毎月の通信費の「総額」を節約できます。
例えば、どんなときもWiFiと、格安SIM「mineo」の「音声通話+データ通信 500MB Aプラン(au回線)」(月間500MB)を併用すれば、総額月額4,790円になります。
「格安SIM」とは、スマホ端末はそのままにして、内蔵しているSIMを差し替えるだけで安い料金が適用されるプランです。回線は、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれかを使います。
電話番号は、現行のものをそのまま使うことができます。
どんなときもWiFiの端末紹介
どんなときもWiFiの端末は「D1」の1種類だけです。
D1の主な特長は、
1)下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
2)国内でも海外でも利用可能
3)12時間の長時間利用が可能
4)操作が簡単
の4点です。
どんなときもWiFiでは、端末代金を無料にしていますが、譲り渡しではなく、レンタル形式になっています。
そのため、契約を解除したときは、端末をどんなときもWiFiに返却しなければなりません。
D1の詳細なスペック | |
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重量 | 151g |
連続使用可能時間 | 12時間 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11b/g/n |
最大通信速度 | 下り最大:150Mbps 上り最大:50Mbps |
SIMスロット個数 | 1 x Standard SIM slot 1 x Micro SIM slot |
付属品 | MicroUSBケーブル(充電用) |
製造元 | uCloudlink |
サイズ | 127 x 65.7 x 14.2 mm |
バッテリー容量 | 3,500 mAh |
ポート | USB 2.0 port:Input: DC 5V-1A~5V-2A |
周波数帯(外付SIMカード含む) | LTE-FDD Band: 1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20 LTE-TDD Band: 38/39/40/41 WCDMA Band: 1/2/4/5/6/8/9/19 GSM:850/900/1800/1900MHz CDMA/EVDO: BC0/BC1 |
同時接続台数 | 最大5台まで |
どんなときもWiFiの利用までの流れ
どんなときもWiFiを利用するまでの流れをみていきましょう。
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ステップ1
クレジットカード払いを希望する方は、支払いに使うクレジットカードを用意します。
口座振替を希望する方は、本人確認書類(免許証、保険証、パスポートなど)を用意します。 -
ステップ2
以下のURLにアクセスして、個人情報などの必要事項を入力して申し込みをします。
https://donnatokimo-wifi.jp/form-complete
支払い方法の選択、端末のカラー(グレーまたはゴールド)、オプション充電器の選択、あんしん補償の選択、格安SIM「mineo」の選択も行ないます。
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ステップ3(口座振替のみ)
口座振替を選択したユーザーは、本人確認書類の提出が必要です。
端末の発送は、本人確認書類がどんなときもWiFi側に届いてからとなります。 -
ステップ4
端末は、クレジットカード払いの場合、最短で、申し込み日のあった日に発送されます。
端末は、自宅以外でも、希望の店舗で受け取ることができます。 -
ステップ5
端末が届いたら初期設定をします。
これはユーザー本人が行なうことになりますが、説明書を読みながら端末を操作するだけなので、それほど手間はかかりません。パソコンやスマホを使っている人であれば問題ないでしょう。 -
ステップ6
端末の初期設定が終わったら、インターネットを使うことができます。
どんなときもWiFiの口コミ
- 30代女性
- 利用年数:2年
- 満足度(10点満点):7
【月々の料金・プラン】
毎月3784円 データ放題プラン
【契約理由】
前は、制限があるWi-Fiでしたが、CMを見てデータ制限が無いのが魅力でどんなときもWi-Fiにしました。
【利用して気付いた点】
スマホ並みに薄く、重くないので持ち歩きやすく見た目もカッコいいです。
【良かったところ】
ボタンが1箇所だけで、4段階の光で電波や電池量がわかりシンプルで薄いため使いやすいです。データ制限が無いのは本当に良い点です。
【悪かったところ】
電源を付けてからスマホ、PCへWi-Fiが繋がるまでが30秒~1分ほど時間がかかるのが難点です。問い合わせが多かったのか、数日間どんなときもWi-Fiから、繋がりにくさのアンケート調査もありました。直ってはいません。
- 20代女性
- 利用年数:2ヶ月
- 満足度(10点満点):9
【月々の料金・プラン】
毎月3480円 データ放題プラン
【契約理由】
以前に使っていた固定回線の利用料が高いと感じており、料金が下がる上に省スペースにもなるどんなときもWi-Fiを選びました。
【利用して気付いた点】
思ったより頻繁に充電が必要。私の場合は基本的に自宅でしか使わないので、外出時にタイミングを合わせて充電するようにしています。
【良かったところ】
ルーター本体だけで済むのでコンセント回りかますっきりしました。自宅での利用がメインですが、必要であれば外にも持ち運べるので便利です。
【悪かったところ】
先ほどの設問への回答でも触れましたが、充電を怠ると使えません(笑)。でも忘れなければいいだけなので、慣れれば問題ないと思います。
- 30代女性
- 利用年数:2ヶ月
- 満足度(10点満点):7
【月々の料金・プラン】
2年間 毎月3,480円(税抜)
どんなときもWiFi データ放題プラン
(クレジットカード払いのみ対象)
【契約理由】
自宅のインターネットはADSL回線を利用していたが、数年中にADSLは廃止されるとのことで他を探していた。田舎の山間部のためひかり回線は引けず、モバイルWi-Fiを検討したが有名なものはエリア外で使えそうになかった。モバイルWi-Fiで山間部に強いものを比較サイト等で調べ対応エリアと料金で最適と思い契約した。
【利用して気付いた点】
主要モバイルキャリアネットワークに対応とのことだったがソフトバンク回線しか基本拾わない。キャリアは選べないので試せず、つながりにくい時は電源を切り再度立ち上げれば最適な回線でつながるとのことだったがau、ドコモにはつながったことがない。山間部の我が家でも窓際に設置すればつながるが、速度が遅くなる時もある。
【良かったところ】
思ったよりは安定につながっているのでよかった。外出時は問題なく快適に使える。
【悪かったところ】
端末がレンタル扱いで、解約時に端末と入ってきた箱を返さないと違約金がかかるとのことで保管が面倒。
自宅用に使用するには充電が1日もたないので気づくと切れてたりするのが不便。充電しながら使用すると熱を持つのであまりしたくない。
- 40代女性
- 利用年数:2年
- 満足度(10点満点):10
【月々の料金・プラン】
3480円 データ放題プラン
【契約理由】
以前使っていたWIFIの契約期間満了で料金が上がってしまうため。
【利用して気付いた点】
電池が自分で交換出来ないのがネックかなと。
【良かったところ】
繋がるエリアが格段に広くなりました。
【悪かったところ】
今のところ特にありません。
- 30代女性
- 利用年数:2ヶ月
- 満足度(10点満点):8
【月々の料金・プラン】
毎月3480円
【契約理由】
通信量無制限、各回線を使っていること、価格が安いこと。
【利用して気付いた点】
ルーターのバッテリーが1日持たない。
【良かったところ】
通信のストレスがないです。
【悪かったところ】
たまに途切れたりすることがある。
どんなときもWiFiの対応エリア
どんなときもWiFiは対応エリアの広さをアピールしています。それは、トリプルキャリアネットワークに対応しているからです。
トリプルキャリアとは、国内の3大キャリア「ドコモ、au、ソフトバンク」のことです。
一般的なWi-Fiルーター(端末のこと)の場合、その端末に挿入しているSIMカードに対応している回線しか使えません。
しかしトリプルキャリアネットワーク対応のどんなときもWiFiは「クラウドWi-Fi技術」を使っているので、「エリアが限定される」ことがありません。
どんなときもWiFiは「日本中が対象範囲になっています」とPRしています。
さらに、どんなときもWiFiは、「SIM回線の自動割当」機能を搭載しているので、電波の受信強度や通信速度の安定性、使用データ量の条件などを瞬時に判断します。
そのため、ユーザーが居る場所や使っている時間帯、利用状況に応じた最適な通信環境下で使用できます。
例えば、ユーザーが移動中にドコモの圏外に入ってしまっても、auやソフトバンクの回線が利用できれば、そちらを選択して通信を継続することができます。
どんなときもWiFiのオプション
どんなときもWiFiのオプションを紹介します。
あんしん補償:月400円
端末が故障したとき、あんしん補償(月400円)をかけていると、次の補償を受けることができます。
- 一部破損、外損:新品の端末と交換
- メーカーの保証外の自然故障:新品の端末と交換
- 水没、全損:中古品と交換
あんしん補償の対象外の事象は次のとおりです。
- 盗難、紛失
- ユーザーが改造したとき
- 劣化や色落ち
また、一度、あんしん補償を使って端末を交換し、その6カ月以内に再度補償を受けるときは、18,000円かかることがあります。
USB充電器:1,800円
どんなときもWiFiの端末には、充電器が標準装備されていません。
そのためオプションでUSB充電器(1,800円)を用意しています。
どんなときもWiFiは海外に強い
どんなときもWiFiは、海外利用の利便性強化を図っています。
対象となる131の国と地域であれば、簡単な設定をして、その国に行って電源をONにするだけで、SIMを交換することなく、インターネットに接続することができます。
海外出張や海外旅行が多い方なら、いつもWi-Fiの確保に頭を悩ませているのではないでしょうか。現地でWi-Fiを調達する人もいると思います。
どんなときもWiFiなら、そのような面倒なことをする必要はありません。国内で使っているのと同じ感覚で、海外で利用できます。
ただし、海外で利用する場合、別途料金がかかります。北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアが1日1,280円、中東、南米、アフリカが1日1,880円となっています。
また、LTEの高速通信は1日1GBまでで、それ以降は低速の384Kbpsになります。
中国での使用について
どんなときもWiFiは、中国での使用について注意を促しています。
中国政府がインターネット規制を行なうことがあるので、一時的に利用できないサイトやネットサービスがあるかもしれません。また、省都や大都市以外では、4Gが使えず、3Gまたは2Gによる通信になることがあります。
そして、どんなときもWiFiは、特に次の3点を強く警告しています。
- 中国政府批判、個人を特定した批判、中国政府に対してデモや暴動を起こすよう煽動することなどは違法行為になり、逮捕される可能性がある
- 日本で当たり前のように使っているTwitterやFacebook、またはLINEなどのソーシャルメディアにアクセスができないことがある
- コメントの投稿や写真のアップだけでなく一切SNSの閲覧ができない場合がある
海外でどんなときもWiFiを利用するとき、特別な申請は必要ありません。
海外の利用料は、利用した翌々月に、国内利用料と合算して請求されます。
海外で利用しているときに「インターネットにつながらない」といったトラブルが発生したら、下記のサイトにアクセスして問い合わせてください。
https://support.donnatokimo-wifi.jp/form-inquiry/
(日本時間の11:00~18:00の、当日または翌営業日までに対応)
「障害発生時刻」「利用地域」「障害の症状」を知らせてください。
状況によっては、遠隔操作で解消できます。
どんなときもWiFiのその他の特徴
どんなときもWiFiのその他の特徴を、まとめて紹介します。
どんなときもWiFiを使うことができる機器
どんなときもWiFiを使えば、「パソコン、スマホ、タブレット、ゲーム機、プリンター、テレビ、その他の無線対応機器」をインターネットにつなげることができます。
対応する無線規格は「IEEE802.11b/g/n」です。
通信速度の制限がかかるとき
どんなときもWiFiは、データ容量無制限で使え「隠れ制限」はありませんが、
1)不正利用
2)ネットワークを占有するレベルの大容量通信
上記の2つを行った場合は、通信制限がかかります。
1)は当然のこととしても、2)が気になるところです。
ただし、「ネットワークを占有するレベル」とは、犯罪レベルの利用状況を意味しています。
通常の「ゲームをしすぎた」レベルや、「動画を見すぎた」レベルでは、通信制限はかかりません。
初月の月額利用料は日割り
どんなときもWiFiでは、契約した月は「初月=0カ月目」と呼びます。契約した月の翌月が「1カ月目」になります。
初月の月額利用料は日割りになります。
初期契約解除は、端末受取から8日以内に行なう必要がある
どんなときもWiFiには、「クーリングオフのような制度」があり、それを初期契約解除制度と呼んでいます。
端末が届いた日から8日以内に、下記の電話番号に電話をするか、書面で解除申請をすれば、契約解除料(最大19,000円)がかかりません。
ただし、事務手数料3,000円は支払わなければなりません。
また、初期契約解除すると端末を返却しなければなりませんが、そのときの送料はユーザーが負担することになります。
返却した端末が故障していたら、18,000円を請求されることがあります。
*カスタマーセンター:0120-048-277
更新月に解約すれば解約手数料は発生しない
どんなときもWiFiを解約すると、解約手数料という「ペナルティのようなもの」が課せられます。
解約手数料の額は次のとおりです。
- 0~12カ月目での解約:19,000円
- 13~24カ月目での解約:14,000円
- 26カ月目以降の解約:9,500円
解約手数料を支払わずに解約する方法は2つです。
- 初期契約解除(端末到着から8日以内)
- 更新月での解約
初期契約解除は、先ほど紹介したとおりです。
初回の更新月は25カ月目ですから、その月内に解約すれば解約手数料はかかりません。
それ以降解約月は、2年ごとに訪れます。
更新月が近づいたり、更新月が到来したりしても、どんなときもWiFiから特別な案内はありませんので注意してください。
「2年契約」は自動更新なので、更新月がすぎてしまうと、契約が継続します。
そして、次の更新月が到来する前に解約すると、上記の解約手数料を支払うことになります。
端末のバッテリー交換のみは行なっていない
端末のバッテリーが劣化した場合、交換が必要になりますが、どんなときもWiFiではバッテリーのみの交換は行なっていません。
交換が必要なほどバッテリーが劣化したら、新しい端末を18,000円で購入しなければなりません。
1台目の端末の代金は無料ですが、2台目からは有料になる、というわけです。
どんなときもWiFiはSIMカードが要らない
どんなときもWiFiの端末には、SIMカードを挿入する必要がありません。
どんなときもWiFiは、SIMカードではなく「クラウドSIM環境」を使っているからです。
SIMカードを挿入しなくても、インターネットを使うことができます。
VPN接続は可能
VPN接続は可能ですが、固定IPアドレスは取得できません。
動的IPアドレスを取得することになるので、VPN接続には注意する必要があります。
5Gには対応していない
どんなときもWiFiの端末は4G対応なので、2020年に始まる予定の5Gには対応していません。
ただ5Gが始まっても4Gは使えるので、どんなときもWiFiは4Gで使い続けることができます。
そして、どんなときもWiFiは「5G対応端末の提供は数年先ですが予定はしておりますので発表をお待ちください」とアナウンスしています。
ユーザーのサポート体制
どんなときもWiFiのユーザー支援体制は次のとおりです。
- 契約内容の変更や確認は:
【お客様サポートサイト】
https://support.donnatokimo-wifi.jp - オペレーター対応は:
【カスタマーセンター】
0120-048-277
(月~土曜の11:00~18:00、年末年始は除く) - Webからの問い合わせは:
https://support.donnatokimo-wifi.jp/form-inquiry/ - 毎月の請求明細の確認は:
【お客様サポートサイト】
https://support.donnatokimo-wifi.jp/member/login.php
契約後に自宅などが電波圏外であることがわかったら
どんなときもWiFiを契約して、端末が手元に届き、初期設定が成功したにも関わらずインターネットが使えない場合、その場所が電波圏外にあるかもしれません。
電波圏外の疑いがあるときは、下記のサイトから問い合わせてください。
https://support.donnatokimo-wifi.jp/member/login.php
問い合わせをすれば、どんなときもWiFiが電波状況を調査して、ユーザーに回答します。
端末本体の「電波ランプ」が点滅したり、端末の管理画面に「エラーコード」が出たりしたら、電波圏外の可能性があります。
まとめ
どんなときもWiFiは、「特徴がある」Wi-Fiといえます。
料金プランは1本しかありませんし、海外での利用に力を入れています。また、「データ容量無制限」は、条件がない「本物の無制限」です。他社との差別化に成功しているといえます。
ただその分だけ、「データ容量が制限されてもいいから安価に使いたい」というユーザーや、海外利用をまったく考えていない方は、どんなときもWiFiにメリットを感じないかもしれません。
ただこのことはWi-Fiユーザーにとっては「よいこと」といえるでしょう。
Wi-Fi会社がこれだけ増えると、どこを選んでいいのか迷います。ターゲットユーザーが明確などんなときもWiFiなら、「自分はこの会社のWi-Fiがいい」と思える人がいるはずです。