GMOインターネット株式会社が運営している「GMOとくとくBB WiMAX2+」(以下、GMOとくとくBB)が、ユーザーからどのような評価を得ているのか、口コミ評判などから分析していきます。
GMOとくとくBBの特徴や運営会社の概要、料金体系、さらにキャンペーンの内容についても詳しく紹介します。
GMOとくとくBBの特徴
まずはGMOとくとくBBの特徴を表にまとめてみましたので、こちらで概要をつかんでください。
金額はすべて税抜表示です。
月額利用料 | 3,609~4,263円 *料金体系については後段で詳しく紹介します |
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LTEエリア利用料 | 0円 |
月額データ量 | ギガ放題プランは無制限 7GBプランは7GBまで。 |
初期費用 | 事務手数料3,000円 |
お支払い方法 | クレジットカードのみ |
契約期間 | 3カ月 |
サポートオプション料金 | ・インターネット安心セキュリティ:月500円(1年間無料) ・安心サポート:月300円(2カ月無料) ・安心サポートワイド:月500円(初月無料、2カ月目200円) |
メリット | キャッシュバックが充実している *メリットについては後段で詳しく紹介します |
デメリット | 解約のルールが複雑で厳しい *デメリットについては後段で詳しく紹介します |
GMOとくとくBBの運営会社の概要
GMOとくとくBBの運営会社、GMOインターネット株式会社を紹介します。
会社名 | GMOインターネット株式会社 |
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代表者 | 熊谷正寿 |
設立日 | 1991年5月24日 |
ホームページURL | https://www.gmo.jp/company-profile/outline/ |
コールセンター電話番号 | 0120-377-109 年中無休10~19時 |
備考 | 東証一部上場 |
GMOとくとくBBの料金体系
GMOとくとくBBには「ギガ放題プラン」と「7GBプラン」の2つのプランがあります。それぞれの料金体系を紹介します。
ギガ放題プラン:月3,609~4,263円
ギガ放題プランには月間データ容量の制限がありません。
インターネットを「たっぷり」使い人向けのプランです。
ただし、ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間で「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が10GB以上となった場合、「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度が翌日にかけて制限されます。
ギガ放題プランの通常料金は月4,263円ですが、最初は月3,609円の割引料金から始まります。
料金は次のように段階的に変わっていきます。
- 最初の月(端末が届いた月):3,609円を日割にします
- 1~2カ月目:3,609円(端末が届いた月の翌月が「1カ月目」になります)
- 3カ月目以降:4,263円
7GBプラン:月3,609円(初月から通常料金)
7GBプランは月間データ容量が7GBに制限されます。インターネットの利用を「最低限」にして、利用料を抑えたい人向けのプランです。
7GBプランには割引は設定されていません。初月から通常料金の3,609円が適用されます。
ハイスピードプラスエリアモードで通信速度制限(月間7GB超)が適用されたあとは、ハイスピードモードの「WiMAX 2+」通信も制限されてしまいます。
共通の注意点
ギガ放題プランと7GBプランに共通した注意点を紹介します。
WiMAX2+の利用では、「思っていた内容と違う」と感じるユーザーは少なくありません。それはWiMAX2+の契約内容が複雑だからです。
GMOとくとくBBでは、以下の「注意点」をよく確認して契約するようにしましょう。
- 先ほど紹介した月額料金の他に、初期費用として事務手数料3,000円がかかります。
- 7GBプランからギガ放題プランに移行すると、最初から4,263円が適用され、3,609円の割引料金は適用されません。
- エリア内の通信が混雑している場合は、ギガ放題プランでも、7GBプランでも、通信速度が制限されることがあります。
- 端末発送月の翌月を1カ月目とした36カ月間を契約期間とし、解約の申し出がない場合、さらに3年間の契約として自動更新されます。
GMOとくとくBBのメリットとデメリット
GMOとくとくBBのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
GMOとくとくBBは、自社の強みとして次の5点を挙げています。
- さくさくつながる
家でも外でも高速インターネットが可能です。
下り最大440Mbpsの高速通信なので、「さくさく」つながります。また、地下鉄や地下街でもつながるよう通信エリアを拡大しています。 - 工事不要
端末が届いたその日からインターネットが使えます。 - 追加料金なし
ギガ放題プランなら速度制限解除の追加料金がありません。 - 室内すっきり
配線がないので室内がすっきりします。 - 全国主要都市の実人口カバー率99%超達成
この点は特筆に値するので、次の章で詳しく解説します。
デメリット
GMOとくとくBBは料金が「高い」わけではありませんが、割引キャンペーンが「少ない」印象があります。
例えば、7GBプランには割引がなく、初月から通常料金の3,609円が適用されます。
また、GMOとくとくBBは、申し込みから20日以内であれば、ルーター(端末)を返品することで解約金(19,000円)を支払うことなくキャンセルできます。
このルール自体はよい内容なのですが、適用される条件が厳しすぎます。
20日以内キャンセルの内容と、その適用条件については後段で詳細に解説します。
全国主要都市の実人口カバー率99%超達成
GMOとくとくBBの全国人口カバーは1億人で、主要都市に限れば実人口カバー率は99%超を達成しています。
この驚異的な数字が実現できたのは、屋外基地局を約20,000カ所に設置したからです。多額のインフラ投資が実を結んだ結果といえるでしょう。
GMOとくとくBBを含め、UQコミュニケーションズ株式会社およびMVNO各社がUQ WiMAXを利用して提供するBWAサービスの契約数は、2,000万回線を超えました。
GMOとくとくBBのキャンペーン内容
GMOとくとくBBのキャンペーン内容をみていきましょう。
<機種代0円>
GMOとくとくBBは、4種類のルーター(端末)の代金を無料にしています。
<ギガ放題プランの割引>
先ほど料金体系のところでも紹介しましたが、ギガ放題プランでは端末を発送した月と、その翌月(1カ月目)の2カ月は、通常料金4,263円から654円を割引いた月額3,609円が適用されます。
<最大31,000円のキャッシュバック>
GMOとくとくBBと契約すると、最大31,000円のキャッシュバックを受けることができます。
キャッシュバックの額は機種によって異なり、次のようになっています。
- Speed Wi-Fi NEXT W06、WiMAX HOME 01、Speed Wi-Fi HOME L02:31,000円
- Speed Wi-Fi NEXT WX05 :本体のみは31,000円、本体+クレードル(充電台)セットは28,000円
<auスマホユーザー向けキャンペーン>
auのスマホユーザーがGMOとくとくBBを加入すると、スマホの月額料金が最大1,000円値引きされます。
<UQモバイルユーザー向けキャンペーン>
UQモバイルユーザーがGMOとくとくBBに加入すると、月額料金が最大300円値引きされます。
GMOとくとくBBの端末紹介
GMOとくとくBBの端末の特徴を紹介します。
GMOとくとくBBの端末には、以下の4機種があります。
<Speed Wi-Fi NEXT W06(以下、W06)>
<Speed Wi-Fi NEXT WX05(以下、WX05)>
<Speed Wi-Fi HOME L02(以下、HOME L02)>
<WiMAX HOME 01(以下、HOME L01)>
それぞれ詳しくみていきましょう。
<W06>
<W06>は、高性能ハイモードアンテナを搭載したことで、アンテナ感度が格段に向上しました。
これまでつながりにくかった場所でも受信感度がアップします。
W06には通信モード自動切替機能が付いているので、あらかじめ設定したデータ量になると、ハイスピードプラスエリアモードから月間データ容量制限のないハイスピードモードに切り替わります。
これで月間データ容量の超過を気にせずに安心して使うことができます。
ただし、通信モード自動切替機能を使うには、ギガ放題プランに加入する必要があります。
W06には、「黒と青」と「白と銀」の2種類の色があります。
W06のスペック | |||
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通信速度※ | ・受信:最大1.2Gbps ・送信:最大75Mbps |
対応モード | ・ハイスピードモード ・ハイスピードプラスエリアモード |
対応エリア | WiMAX2+エリア au 4G LTE 800MHzエリア |
重量 | 約125g |
寸法 | 128×64×11.9mm | 連続通信時間 | ■ハイスピードモード(WiMAX2+) ・ハイパフォーマンス設定:約 430分 ・スマート設定 :約 540分 ・バッテリーセーブ設定 :約 700分 ■ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、LTE) |
連続待受時間 | デフォルト設定(WiMAX2+、Wi-Fi未接続時):約 800時間 | 対応OS | Windows7、Windows8.1、Windows10 Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 |
バッテリー容量 | 3,000mAh | ディスプレイ | 約2.4インチ・TFTタッチ液晶 |
同時接続台数 | 最大16台 |
※最大の数値を発揮するには、ハイスピードプラスエリアモード、またはハイパフォーマンスモード、および4×4MIMO設定オンで利用する必要があります。USB3.0以上対応のType-Cケーブル(別売)も必要になります。Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
<WX05>
<WX05>は、WiMAXハイパワーに対応しているので、電波が弱いエリアでも通信速度が維持されます。
WiMAXハイパワーとは、電波が弱いときに送信パワーを上げて通信速度を20%改善する機能です。
さらにWX05には「ワンタイムHS+A」を搭載しています。
「ワンタイムHS+A」ボタンをONにすると、ハイスピードモードからハイスピードプラスエリアモードに切り替わり、その後、自動でハイスピードモードに戻ります。一時的に4G LTEに切り替えることで、データ通信量を「節約」できます。
本体に装着すると室内での実効速度が強化される「Wウイングアンテナ」と「TX Beam Formingクレードル」がオプションで用意されています。
WX05には「Wi-Fiビジュアルステータス」という便利な機能も付いています。
「Wi-Fiビジュアルステータス」を使うとWi-Fiの混雑状況を、画面にグラフで表示することができます。
これをみれば、どのチャネルが空いているかがわかります。また画面をタップするだけで、最も空いているチャネルにつなげることができます。
WX05のボディカラーは、赤と白から選ぶことができます。
WX05のスペック | |||
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通信速度※ | ・受信:最大1.2Gbps ・送信:最大75Mbps |
対応モード | ・ハイスピードモード ・ハイスピードプラスエリアモード |
対応エリア | WiMAX2+エリア au 4G LTE 800MHzエリア |
重量 | 約128g |
寸法 | 118×62×13.3mm | 連続通信時間 | ■ハイスピードモード(WiMAX2+) ・ハイパフォーマンス設定:約8.1時間 ・スマート設定 :約11.5時間 ・バッテリーセーブ設定 :約14時間 ■ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、LTE) |
連続待受時間 | デフォルト設定(WiMAX2+、Wi-Fi未接続時):約700時間 | 対応OS | ・Windows10、8.1、7(SP1 以降)の日本語版かつ32bit(x86)版または64bit(x64)版 ・macOS High Sierra V10.13/Sierra v10.12/OS X v10.11/v10.10/OS X v10.9/v10.8/v10.7/Mac OS X/v10.6/v10.5の日本語版 |
バッテリー容量 | 3,200mAh 取り外し可能 | ディスプレイ | 約2.4インチ晶 |
同時接続台数 | Wi-Fi機器:10台、USB:1台/Bluetooth機器:3台 |
※最大の数値を発揮するには、ハイスピードプラスエリアモード、またはハイパフォーマンスモード、および4×4MIMO設定オンで利用する必要があります。USB3.0以上対応のType-Cケーブル(別売)も必要になります。Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
<L02>
<L02>は、Broad WiMAXの最新機種です。
L02の最大の特徴は工事不要のホームルーターの高性能機ボタンを増設していることです。
指向性を持った4本の高感度アンテナが4方向に配置してあり、このボタンを押すと360度全方位をカバーし受信感度を高めることができます。
L02は、TXビームフォーミングに対応しているので、スマホなどのWi-Fi機器の位置を検知して、狙って電波を送信することができます。
安定性と通信速度は、従来のL01sより20%向上しています。
さらに「ベストポジション」というアプリをスマホにインストールすると、スマホで電波の強さを確認することができます。
これにより、電波が最も強い場所にルーターを設置することができます。
ボディカラーは白のみです。
L02のスペック | |||
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通信速度※ | ・受信:最大1.0Gbps ・送信:最大75Mbps |
対応モード | ・ハイスピードモード ・ハイスピードプラスエリアモード |
対応エリア | WiMAX2+エリア au 4G LTE 800MHzエリア |
重量 | 約436g |
寸法 | 約93×178×93mm | 対応OS | ・Windows7、Windows8.1、Windows10 ・Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 |
同時接続台数 | 最大42台(LANポート×2台、2.4GHz:20台、5GHz:20台) |
※最大値は、ハイスピードプラスエリアモードご利用かつLANケーブル接続時のものです。Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
<HOME01>
<HOME01>は、WiMAXハイパワーに対応しているので、電波が弱いエリアでも通信速度が改善されます。
そのため、自宅での利用に適している機種といえます。
ワイドレンジアンテナを使うことで、広い範囲で安定した通信をすることができます。
また、Wi-Fi接続した端末に向けて電波の指向性を高めるビームフォーミングを搭載しているので、従来のモバイル型ルーターと比べて受信速度が50%改善しています。
スマホに「WiMAX2+Tool」というアプリをインストールすると、パソコンをいちいち起動させることなく、スマホからルーターの状態をみたり、通信モードを切り替えたりすることができます。
また、電波インジケータ機能を使えば、電波レベルが13段階で表示されるので、最も電波がよい場所にHOME01を置くことができます。
買い替え時の設定のし直しも簡単で、これまで使っていたWi-Fiルーターの接続情報(SSID、暗号化モード、パスワード)をHOME01に引継ぐことができます。
HOME01のスペック | |||
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WAN側ネットワーク | ・通信規格:WiMAX2+/au4GLTE ・速度(下り最大):440Mbps ・アンテナ:4×4 MIMO |
LAN側ネットワーク | ・有線LAN:10/100/1000Base-T 2ポート ・無線LAN 2.4GHz:11b/g/n ・無線LAN 5GHz:11a/n/ac ・2.4G/5G同時利用:可 ・無線LAN アンテナ:4×4 |
重量 | 約338g | 寸法 | 約70×100×155mm |
対応OS | ・Windows7、Windows8.1、Windows10 ・mac OS X 10.5/10.6/10.7/10.8/10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 |
同時接続台数 | LANポート×2台、2.4GHz:10台、5GHz:10台 |
端末を即日発送、しかも無料
GMOとくとくBBでは、端末の即日発送サービスを行っています。
平日の15:30までに申し込みをするか、土・日・祝の14:00までに申し込みすれば、その日のうちに発送します。
それ以外は通常発送となり、受付完了から4営業日以内となります。
端末の発送料は全国無料です。
GMOとくとくBBのご利用までの流れ
GMOとくとくBBを利用するまでの流れをみていきましょう。
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ステップ1
下記のサイトから利用可能エリアを調べて、Webまたは電話で申し込みます。https://gmobb.jp/wimax/waribiki/
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ステップ2
GMOとくとくBB側が申し込みを確認したら、最短でその日のうちにルーター(端末)を発送します。 -
ステップ3
ルーターが届いたら、初期設定をします。設定が終わると、その瞬間からインターネットが使えるようになります。
初期設定は誰でも行えるように設計されているので、初めての人でも1人で行うことができます。初期設定の方法は次の章で解説します。
端末の初期設定の方法
~端末が届いてからインターネットにつなぐまでの流れ
ルーター(端末)が自宅に届いたら、ユーザー自身で初期設定する必要があります。
初期設定を済ませると、パソコンやゲーム機などがインターネットにつながります。
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ステップ1:端末を起動させる
端末が届いたら、電源を入れて起動させます。
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ステップ2:無線LAN接続の設定をする
GMOとくとくBBは、無線でパソコンやゲーム機などとインターネットを接続する仕組みになっています。
その接続のことを「無線LAN接続」といい、設定が必要になります。パソコンやゲーム機などには、接続先を検索する機能があります。その検索機能を使って、端末の名前を探します。
端末の名前が検索できたら、端末に記載されている「キー」という番号を入力します。 -
ステップ3:認証されるとインターネット接続完了
キーの番号が正しければ認証され、その瞬間からパソコンやゲーム機などをインターネットに接続することができます。
もしインターネットに接続できなければ、接続先かキーの番号が間違っている可能性があります。再度ステップ2、3を実行してください。
GMOとくとくBBの口コミ
- 40代男性
- 利用年数:1年6か月
- 満足度(10点満点):7
【月々の料金・プラン】
毎月約4,600円
ギガ放題プラン
【契約理由】
引っ越しに伴いネット環境を引く必要がありましたが、手軽に即日使えるようにしたかったために契約しました。
【利用して気付いた点】
ハイスピードプラスで7ギガ使ってしまうと、全体的な速度制限がかかってしまいます。
設定をミスしてしまうと大変なことになります。
【良かったところ】
工事をする必要もなく手軽に使えるのは良いと感じました。
【悪かったところ】
通信環境が不安定なのが不便だと感じました。
- 30代男性
- 利用年数:3年
- 満足度(10点満点):7
【月々の料金・プラン】
毎月4,180円
ギガ放題プラン
【契約理由】
スマホのデータ通信よりコスパがいいので電話回線だけ契約して使ってます
【利用して気付いた点】
ありがたいことに中途半端な田舎で電波が遮断された経験もなくこれといって不便さを感じない。唯一、機種の挙動がマズイ。
【良かったところ】
仕事で使っており今までは固定回線だったのでお散歩がてらにカフェで仕事といったことができなかったので気分転換兼ねて仕事ができる。出費は増えますが…。
【悪かったところ】
NECの機器は挙動が遅すぎる。
GMOとくとくBBの対応エリアを調べる方法
GMOとくとくBBの対応エリアを調べる方法を紹介します。
下記のURLにアクセスすると、サイト内に「サービスエリアマップ」というコーナーがあります。
GMOとくとくBBのエリアマップページ
https://gmobb.jp/wimax/area/
ここに都道府県を入力することで、GMOとくとくBBがそのエリアに対応しているかどうかがわかります。
地図でエリア内かエリア外かがひと目でわかる
サービスエリアマップ画面に47都道府県名と日本地図が現れるので、お住いの都道府県名をクリックします。
例えば「東京都」をクリックすると、東京都と周辺の千葉県や埼玉県や神奈川県などの詳細な地図が現れます。
地図は、1)濃いピンク、2)紫、3)薄いピンクで塗り分けられていて、それぞれ次のような意味があります。
1)濃いピンク:440Mbps対応エリア(最も通信環境が良好なエリア)
2)紫:WiMAX 2+サービスエリア(通信環境が普通のエリア)
3)薄いピンク:拡大予定のWiMAX 2+サービスエリア(通信環境が整いつつあるエリア)
4)色なし:エリア対象外
地図はグーグルマップを利用しているので、ズームアップしてお住いの住宅まで表示することができます。
エリア内なのかエリア外なのか、詳細を把握することができます。
ピンポイントエリア判定なら「○、△、×」がわかる
下記のURLのページでは、ピンポイントエリア判定ができます。
GMOとくとくBBのエリアマップページ
https://gmobb.jp/wimax/area/
ピンポイントエリア判定は、詳細な住所を入力することによって、その住所の通信環境を「○」「○~△」「△」「×」で判定します。
例えば「日本、東京都渋谷区」と入力すると「判定:〇」と出ます。
一方、「日本、北海道利尻郡 利尻島」と入力すると「判定:×」と出ます。
△や×でもあきらめないで
GMOとくとくBBは「ピンポイントエリア判定で△や×が出てもあきらめないで」と呼び掛けています。
もしかしたら、つながる可能性があるからです。
お住いの住所で△や×が出たら、下記の相談窓口に電話してください。
専門スタッフが詳細な調査をして、「もしかしたらつながるかもしれない」または「やはりつながらない」と回答してくれます。
GMOとくとくBB相談窓口:0120-377-109
(受付時間:10時~19時、年中無休)
クーリングオフに似たサービス「20日以内ならキャンセルOK」
GMOとくとくBBは、契約してルーターが届いても、20日以内であれば、解約金を支払うことなくキャンセルすることができます。
そのため、「ピンポイントエリア判定で『○』が出たけど、室内の通信速度が不安」という方でも、とりあえず契約してルーターを設置して試すことができます。
また、「使ってみたけど、使い心地に満足できない」場合は、この20日以内キャンセルを利用することができます。
解約金19,000円がかからない
この20日以内キャンセルを活用すれば、解約金19,000円がかかりません。
ただし、事務手数料、月額利用料、クレードル代金、WiMAX端末返送料は、ユーザーが負担することになります。
20日以内キャンセルの手続き方法
20日以内キャンセルの手続きは以下のとおりです。
-
1)電話でキャンセルする旨を伝える
キャンセルすることを決めたら、下記の「GMOとくとくBBお客さまセンター」に電話をして、キャンセルする旨伝えます。
0570-045-109(平日10時から19時)
-
2)端末を宅配便で返品する
電話でキャンセルが了承されたら、端末を下記の住所に、宅配便で送ります。
送料はユーザー負担になっていますので、着払いにしないでください。〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
GMOインターネット株式会社 GMOとくとくBBお客さまセンター 行
適用条件が複雑で厳しい?
20日以内キャンセルが適用される条件は、複雑かつ厳格です。
単純に「20日以内だから」という理由だけではこのルールは適用されません。
20日以内キャンセルを使わないでキャンセルすると、解約金19,000円を支払わなければなりません。
- 事前に「GMOとくとくBBお客さまセンター」に電話しておかないと、通常通りの違約金がかかる
- UQ WiMAXのピンポイントエリア判定が「○」の方に限る。
「○~△」「△」「×」の場合は適用外 - キャンセルするWiMAX端末を、申し込み日を1日目と起算して20日以内に返品されたことが確認できた場合に限る
- 端末返送料、事務手数料、月額利用料、クレードル代金はユーザー負担
- 端末発送日から当月末日までの日割分とその翌月1カ月分の月額利用金が発生する
(このルールは、WiMAX2+のエリアには問題がないけれど、WiMAX端末の利用が初めてで、3年間の利用契約に申し込んだもののその後不安になった方のために設けられている) - GMOとくとくBBに新規に入会した方のみ対象
- ユーザー宅でのWiMAX通信状況や利用エリアは、ユーザーの申し出通りかGMOとくとくBBでも確認する
- 法人名義での契約は対象外
- サイトからGMOとくとくBBのWiMAX2+を申し込んだ場合のみ対応
まとめ
GMOとくとくBBは、東証一部上場企業のGMOインターネット株式会社が運営しているので安心できます。
また、使い勝手がよいギガ放題プランで割引料金が設定されていたり、人口カバー率が主要都市で99%超を達成していたりと、サービス内容も申し分ありません。
ただし、解約条件が複雑なので、長期間利用するかどうか不安な方は、他社のサービスと比較することをおすすめします。
ポケットWi-Fiおすすめ比較も参考にしてください。