株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営しているDTI WiMAX2+が、ユーザーからどのような評価を得ているのか、口コミ評判などから分析していきます。
DTI WiMAX2+の特徴や運営会社の概要、料金体系、さらにキャンペーンの内容についても詳しく紹介します。
DTI WiMAX2+の特徴
まずはDTI WiMAX2+の特徴を表にまとめてみましたので、こちらで概要をつかんでください。
金額はすべて税抜表示です。
月額利用料 | 0~3,760円 *料金体系については後段で詳しく解説します |
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LTEエリア利用料 | 1,005円または無料 |
月額データ量 | ・ギガ放題プランは無制限 ・モバイルプランは月7GB |
初期費用 | 事務手数料3,000~5,000円 |
お支払い方法 | クレジットカードのみ |
契約期間 | 3年 |
オプション料金 | ・LTEオプション:月1,005円 ・グローバルIPオプション:月96円 ・安心サポート:月300円 ・安心サポートワイド:月500円 *オプションについては後段で詳しく解説します |
メリット | 月額利用料が最大2カ月間0円になります *メリットについては後段で詳しく解説します |
デメリット | キャンペーンの終了時期を明示していません *デメリットについては後段で詳しく解説します |
DTI WiMAX2+の運営会社の概要
DTI WiMAX2+の運営会社、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットを紹介します。
会社名 | 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット |
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代表者 | 清水高 |
設立日 | 1995年10月26日 |
ホームページURL | https://www.dti.co.jp/outline/ https://dream.jp/prm/wimax/#top |
コールセンター電話番号 | ・新規:0120-630-341 携帯・PHSからも利用可能、受付時間10~19時、年中無休 ・DTI会員:0570-00-4740 |
備考 | ・本社:東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー ・事業内容:インターネット接続サービスなど |
DTI WiMAX2+の料金体系
DTI WiMAX2+には「ギガ放題プラン」と「モバイルプラン」の2種類のプランがあります。それぞれの料金体系をみていきましょう。
ギガ放題プラン:月0~3,760円
月間のデータ通信量を気にせず「たっぷり」インターネットを使いたい人は、ギガ放題プランがおすすめです。通信量の上限がありません。
そしてギガ放題プランの目玉は、新規契約後2カ月目までの月額料金が無料になることです。かなり大胆な料金戦略といえます。
月額料金は次のように段階的に値上がりして、最終的に通常料金の3,760円になります。
- 1、2カ月目:0円
- 3カ月目:2,590円
- 4カ月目以降:3,760円(通常料金)
この他、契約時に事務手数料3,000円が別途必要になります。
ただ以下の点に注意してください。
コース名は「放題」となっていますが、3日間で10GB利用すると、速度制限がかかります。
また、LTEオプション対応機種の場合、ハイスピードプラスエリアモードで通信速度制限(月間7GB超)が適用されると、その後ハイスピードモードの「WiMAX 2+」通信もその制限の対象となります。
更新月前月の26日から更新月の25日までの期間以外に解約された場合は契約解除料がかかります。
モバイルプラン:月3,500円(通常料金のみ)
必要最小限しかインターネットを使わない方は、月額料金が安い、モバイルプランがおすすめです。
通信量に上限はありますが、月間7GBまで使えるので、動画を頻繁にみるような使い方をしなければ容量は十分です。
ただし、モバイルプランには利用スタート時の割引はなく、初月から通常料金の3,500円がかかります。
事務手数料も5,000円と、ギガ放題プランより高くなっています。
更新月前月の26日から更新月の25日までの期間以外に解約された場合は契約解除料がかかるのは、ギガ放題プランと同じです。
DTI WiMAX2+のメリットとデメリット
DTI WiMAX2+を利用するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
DTI WiMAX2+の最大のメリットは、人気のギガ放題プランで月額利用料が最大2カ月間0円になることです。
契約から数カ月間の月額利用料を大幅値引きする会社は多いのですが、2カ月とはいえ0円にするのは「英断」といえるでしょう。
DTI WiMAX2+は端末代も無料にしているので、最初の2カ月はお金をほとんど支払うことなくインターネットを使うことができます。
デメリット
DTI WiMAX2+のデメリットは次のとおりです。
- キャンペーンの終了時期を明示していません
- 支払い方法はクレジットカードのみです
- 契約解除料を支払わなくてよい解約のチャンスが、ほぼ3年に1カ月しかありません
やや「ユーザーへの配慮が足りない」内容といえるでしょう。
DTI WiMAX2+のキャンペーン内容
続いて、DTI WiMAX2+のキャンペーン内容をみていきましょう。
LTEオプションが無料に
DTI WiMAX2+でau 4G LTE対応のモバイルWi-Fiルーター(端末)を利用すると、WiMAX 2+とau 4G LTEのどちらも使える「ハイスピードプラスエリアモード」を利用できます。これをLTEオプションといいます。
通常料金は月額1,005円ですが、キャンペーン中は、ギガ放題プランも、モバイルプランも無料です。
ただし、キャンペーンの終了時期が案内されていないので、契約をするときに確認することをおすすめします。
LTEオプションをつけるメリットの説明は長くなるので、次の章で解説します。
月額0円
先ほど紹介したようにギガ放題プランの場合、1、2カ月目の月額料金が0円になります。
ルーター代(端末代)0円
ギガ放題プランでモバイルプランも、使用する端末を0円で購入できます。
最新機種でも端末代はかかりません。端末の種類についてはあとで詳しく紹介します。
ただし、充電スタンド「クレードルセット」を購入する場合は、別途代金がかかります。
毎月500円、最大6,000円キャッシュバック
DTI WiMAX2+の月額利用料を「NTTグループカード(クレジットカード)」で支払うと、月500円×12カ月=最大6,000円のキャッシュバックを受けることができます。
このキャッシュバックを受ける場合は、以下のサイトにアクセスして、必要事項を入力してください。
https://www.ntt-card.com/apply/dti/
NTTグループカードがユーザーの手元に届いたら、DTI WiMAX2+の支払い方法をNTTグループカードに切り替えてください。
切り替えた月の翌月から12カ月間、月500円のキャッシュバックを受けられます。
LTEオプションをつけるメリット
DTI WiMAX2+では、WiMAX2+に加えて、au 4G LTEも使えます。そのメリットを紹介します。
WiMAX2+もau 4G LTEも、無線インターネット通信の仕組みは同じです。
しかしWiMAX2+とau 4G LTEの両方を使うことで、使用エリアが格段に拡大します。
両方が使えると、WiMAX2+だけではつながりにくい地下鉄や地下街、観光地で使えるようになります。
WiMAX2+だけの状態を「ハイスピードモード」と呼ぶのですが、WiMAX2+とau 4G LTEのことを「ハイスピードプラスエリアモード」と呼びます。
呼び方もグレードアップさせています。
au 4G LTEも使えるようにするには、au 4G LTEに対応している機種を購入し、LTEオプションをつける必要があります。
DTI会員になると映画割引や飲食店半額も
DTI WiMAX2+に申し込んでDTI会員になると「DTI Club Off」という特典を受けることができます。
DTI Club Offの内容は次のとおりです。
- 映画チケットが前売りより安く購入できます
- 40,000店以上の飲食店で、最大50%の割引が受けられます
- 700箇所以上のテーマパークの入場料などが、最大75%オフになります
- 約20,000軒のホテルで最大90%オフになります。
DTI WiMAX2+の端末紹介
DTI WiMAX2+の端末の特徴を紹介します。
DTI WiMAX2+の端末には以下の4機種があります。
<Speed Wi-Fi NEXT W06(以下、W06)>
<Speed Wi-Fi NEXT WX05(以下、WX05)>
<Speed Wi-Fi HOME L02(以下、HOME L02)>
<WiMAX HOME 01(以下、HOME L01)>
それぞれ詳しくみていきましょう。
<W06>
<W06>は、下り最大1.2Gbpsのスペックを誇り、動画も快適に視聴できます。
データ量が大きい高画質動画を見ているとき動きがギクシャクしたという経験を持っている人もいると思いますが、1.2Gbpsあれば、そのような不快な経験はしないで済みます。
W06にはさらに、高性能ハイモードアンテナが搭載されているので、これまでつながりにくかった場所でもつながりやすくなります。
「ハイパフォーマンス」「スマート」「バッテリーセーブ」の3つのモードを切り替えることで、連続通信時間を長くできます。バッテリーセーブモードは、長時間の外出や出張といった、ビジネスユースに適しています。
W06のスペック | |||
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通信速度※ | ・受信:最大1.2Gbps ・送信:最大75Mbps |
対応モード | ・ハイスピードモード ・ハイスピードプラスエリアモード |
対応エリア | WiMAX2+エリア au 4G LTE 800MHzエリア |
重量 | 約125g |
寸法 | 128×64×11.9mm | 連続通信時間 | ■ハイスピードモード(WiMAX2+) ・ハイパフォーマンス設定:約 430分 ・スマート設定 :約 540分 ・バッテリーセーブ設定 :約 700分 ■ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、LTE) |
連続待受時間 | デフォルト設定(WiMAX2+、Wi-Fi未接続時):約 800時間 | 対応OS | Windows7、Windows8.1、Windows10 Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 |
バッテリー容量 | 3,000mAh | ディスプレイ | 約2.4インチ・TFTタッチ液晶 |
同時接続台数 | 最大16台 |
※最大の数値を発揮するには、ハイスピードプラスエリアモード、またはハイパフォーマンスモード、および4×4MIMO設定オンで利用する必要があります。USB3.0以上対応のType-Cケーブル(別売)も必要になります。Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
<WX05>
<WX05>の特徴は、下り最大440Mbpsの高速通信と4G LTEエリアの両方が使えることです。
また、WウイングアンテナとTXビームフォーミングを組み合わせたことで、実効速度が向上しています。
従来製品より30%速くなったと、メーカーでは説明しています。
ビームフォーミングとは、電波を無駄なく使いきる技術です。
一般的なモバイルルーターは、全方向にまんべんなく電波を放射しますが、ビームフォーミングは親機と子機の間の経路にだけ電波を放射します。
その結果、通信速度が速くなるとともに、通信距離を伸ばすことができるようになります。
WX05の画面で、周囲のWi-Fiの混雑状況を確認することができます。空いているチャネルを選べば、さらにインターネット利用が快適になります。
WX05の「ワンタイムHS+A」機能を使うと、通信量カウンタと連動させることができます。
そのことにより、ユーザー自身が設定したデータ通信量の閾値(しきいち=境目となる値)に達したとき、自動的にハイスピードモードに戻ります。
WX05のスペック | |||
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通信速度※ | ・受信:最大1.2Gbps ・送信:最大75Mbps |
対応モード | ・ハイスピードモード ・ハイスピードプラスエリアモード |
対応エリア | WiMAX2+エリア au 4G LTE 800MHzエリア |
重量 | 約128g |
寸法 | 118×62×13.3mm | 連続通信時間 | ■ハイスピードモード(WiMAX2+) ・ハイパフォーマンス設定:約8.1時間 ・スマート設定 :約11.5時間 ・バッテリーセーブ設定 :約14時間 ■ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、LTE) |
連続待受時間 | デフォルト設定(WiMAX2+、Wi-Fi未接続時):約700時間 | 対応OS | ・Windows10、8.1、7(SP1 以降)の日本語版かつ32bit(x86)版または64bit(x64)版 ・macOS High Sierra V10.13/Sierra v10.12/OS X v10.11/v10.10/OS X v10.9/v10.8/v10.7/Mac OS X/v10.6/v10.5の日本語版 |
バッテリー容量 | 3,200mAh 取り外し可能 | ディスプレイ | 約2.4インチ晶 |
同時接続台数 | Wi-Fi機器:10台、USB:1台/Bluetooth機器:3台 |
※最大の数値を発揮するには、ハイスピードプラスエリアモード、またはハイパフォーマンスモード、および4×4MIMO設定オンで利用する必要があります。USB3.0以上対応のType-Cケーブル(別売)も必要になります。Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
<HOME L02>
<HOME L02>には、次の4つの特徴があります。
- 高速ホームルーターながらギガスピードを実現
- 4本の高感度アンテナで360度全方位をカバー
- 旧製品からの「Wi-Fi設定お引っ越し」が容易
- 専用アプリをスマホにインストールすれば、スマホでも操作可能
ギガスピードによって4Kの高画質動画もストレスなく視聴できます。
ルーターを変更すると、Wi-Fi設定をやり直さないと行けませんが、HOME L02には「Wi-Fi設定お引っ越し」機能がついているので、スマホもパソコンも使わずに以前の設定を引き継ぐことができます。
L02のスペック | |||
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通信速度※ | ・受信:最大1.0Gbps ・送信:最大75Mbps |
対応モード | ・ハイスピードモード ・ハイスピードプラスエリアモード |
対応エリア | WiMAX2+エリア au 4G LTE 800MHzエリア |
重量 | 約436g |
寸法 | 約93×178×93mm | 対応OS | ・Windows7、Windows8.1、Windows10 ・Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 |
同時接続台数 | 最大42台(LANポート×2台、2.4GHz:20台、5GHz:20台) |
※最大値は、ハイスピードプラスエリアモードご利用かつLANケーブル接続時のものです。Wi-Fi接続時は下り最大867Mbpsです。
<HOME 01>
<HOME 01>は、WiMAXハイパワー対応にしたことで、通信速度が従来製品より70%アップしています。
WiMAXハイパワーとは、電波が届きにくいエリアで、送信パワーを上げる機能です。
さらに、ワイドレンジアンテナを装着したことで、弱い電波も拾えるようになっています。
スマホアプリで操作することもできます。
HOME 01は小型なので、どこにでも置くことができます。
HOME01のスペック | |||
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WAN側ネットワーク | ・通信規格:WiMAX2+/au4GLTE ・速度(下り最大):440Mbps ・アンテナ:4×4 MIMO |
LAN側ネットワーク | ・有線LAN:10/100/1000Base-T 2ポート ・無線LAN 2.4GHz:11b/g/n ・無線LAN 5GHz:11a/n/ac ・2.4G/5G同時利用:可 ・無線LAN アンテナ:4×4 |
重量 | 約338g | 寸法 | 約70×100×155mm |
対応OS | ・Windows7、Windows8.1、Windows10 ・mac OS X 10.5/10.6/10.7/10.8/10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 |
同時接続台数 | LANポート×2台、2.4GHz:10台、5GHz:10台 |
DTI WiMAX2+のご利用までの流れ
DTI WiMAX2+を利用するまでの流れをみていきましょう。
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ステップ1
以下のサイトの「お申し込み」ボタンをクリックして、申し込み画面に必要事項を記入します。https://dream.jp/prm/wimax/
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ステップ2
DTI WiMAX2+からユーザー宅に端末が宅配便で送られてきます。 -
ステップ3
ユーザー自身で端末の初期設定を行います。作業時間はおよそ10分です。 -
ステップ4
初期設定が終了すると、その瞬間からパソコンやゲーム機などをインターネットにつなぐことができます。
DTI WiMAX2+の口コミ
- 20代男性
- 利用年数:1年目
- 満足度(10点満点):8
【月々の料金・プラン】
月400円の最低2年解約
【契約理由】
以前auにギガの使いたい放題のプランがなく仕事柄外でスマホを使うことが多かったのですが、月末に必ずと言っていいほど速度制限に悩まされていたところ、ちょうど1年前AndroidからiPhoneに替えたのですがその時にauショップの店員に勧められ契約しました。
【利用して気付いた点】
実際に外周りの仕事をしていてよく使うのですが、大変便利が良くまた形も大きく薄いのでポケットに入れる際も嵩張らないし重宝しています。
【良かったところ】
端末のほうで月末の速度制限が来た時はポケットWi-Fiフル活用しているのでストレスに悩まされず調べ物や動画を見れてる点です。また今もですが家にネット環境が無いためその点このWi-Fiがあって良かったと思います。
【悪かったところ】
これはしょうがない点かもしれませんがポケットWi-Fi本体の充電の容量が少し少ないと感じます。エコモードなども搭載されてはいますが、充電できない環境においては接続しっぱなしだと4~5時間が精一杯みたいなのでもう少しどうにかならないものかなと思います。
- 20代男性
- 利用年数:3年契約の2年目
- 満足度(10点満点):10
【月々の料金・プラン】
毎月6千円 3日で10GBプラン (PC デポ)
【契約理由】
前に使っていたポケットWi-Fiの通信が遅くなり新しくWiMAX +2を使い始め、この機種は前に使っていた3倍もの速さで通信をする事ができたので契約しました
【利用して気付いた点】
アドバイスとしてはやりがちなんですが充電をしすぎるとバッテリーの持ちが悪くなり外出時に持たなくなります。(前回は持たなかったが今回契約したWi-Fiはバッテリーが減らない工夫がしてあった。充電し過ぎ防止機能)
【良かったところ】
携帯会社等でギガを買ってYouTubeやネットフリックスを見るよりかはポケットWi-Fiを持っていた方が制限がなく(3日間で10GBでもYouTubeは見れます)好きに見れて良かったです。
【悪かったところ】
ただ欠点は海外で使うことが出来ないのと山奥に行けば使えなくなることですね。ただ山奥に行けば携帯を使うことはなくなると思いますし、海外に行くとなればWi-Fiを持っていくと思うのでそこは大丈夫だと思います。
DTI WiMAX2+の対応エリアを調べる方法
ユーザーの自宅が、DTI WiMAX2+の対応エリアかどうかを調べる方法を紹介します。
まず、以下のURLにアクセスしてください。
https://www.uqwimax.jp/signup/area/
サイトを開くと、「サービスエリアマップ」か「ピンポイントエリア判定」のいずれかを選択できるようになっています。
それぞれの使用方法を解説します。
サービスエリアマップを使ったエリア調査
サービスエリアマップを選択すると、47都道府県名が書かれた日本地図が現れます。
お住いの都道府県をクリックすると、その都道府県のグーグルマップが現れます。
グーグルマップは次の4色で塗られていて、色は通信環境(つながりやすさ)を表しています。
- 濃いピンク:440Mbps対応エリア(通信環境はとても良好)
- 紫:WiMAX 2+サービスエリア(通信環境は良好)
- 薄いピンク:拡大予定のWiMAX 2+サービスエリア(通信環境を整備中)
- 無色:通信不可
例えば東京都はほぼすべて濃いピンクで塗られていますが、北海道はほとんど無色です。
サービスエリアマップはグーグルマップをベースにしているので、ズームすることで自宅周辺の地図が出ますので、自宅周辺の環境がどうなっているか確認することができます。
ピンポイントエリア判定を使ったエリア調査
ピンポイントエリア判定は、自宅住所を入力することで、その住所の通信環境を判定します。
通信環境は「○」「○~△」「△」「×」の4段階で判定します。
例えば「日本、東京都新宿区」と入力して検索ボタンを押すと「判定:○」と出ます。
また「日本、沖縄県、西表島、大原小学校」と入力すると「判定:○~△」と出ます。
DTI WiMAX2+の強みと魅力
DTI WiMAX2+は、自社サービスの強みについて、次の7点を挙げています。
コストダウン
DTI WiMAX2+は、この業界でも珍しい月額最大2カ月無料を実施しています。
端末代0円
端末代を0円で提供しています。
すぐに使える
端末の配送は配達時間を指定でき、工事は不要です。
端末が届けば最短10分でインターネットを始めることができます。
家でも外でも
DTI WiMAX2+は家のなかはもちろんのこと、戸外でもつながりやすくなっています。
ただし、次のような場所では、通信環境が悪化する可能性があります。
車中、地下、トンネル内、ビルの陰、山間部、高層ビルやマンションなどの高層階など。
さくさくつながる
DTI WiMAX2+の通信速度は、下りで最大440Mbpsもあるので、通信速度が遅くてイライラさせられることはないでしょう。
ただし、3日間で10GB利用すると、混雑回避のための速度制限がかかります。
1台でいろいろ
DTI WiMAX2+の端末が1台あれば、パソコン、ゲーム機、スマホなどをすべてインターネットにつなぐことができます。
端末の機種によっては、最大42台を同時につなげることができます。
オプションサービスが充実している
オプションについては内容が多いので、次の章で詳しく紹介します。
充実したオプションサービス
DTI WiMAX2+はオプションサービスが充実しています。
主なオプションを5つ紹介します。
オプション1:LTEオプション
au 4G LTE通信ができるサービスです。
端末(ルーター)でハイスピードプラスエリアモードを選択することで利用できます。
通常料金は、利用した月のみ月1,005円ですが、DTI WiMAX2+に加入すると無料になるキャンペーンを実施しています。
キャンペーンの終了時期は示されていません。
オプション2:グローバルIPオプション
DTI WiMAX2+に対応する機器に割り当てられるグローバルIPアドレスを占有することができます。
料金は利用した月のみ、月96円です。
オプション3:安心サポート
端末が故障したときの修理保証サービスです。万が一のときの備えになります。
料金は毎月300円です。DTI WiMAX2+の利用開始から2カ月間は無料です。
- 取扱説明書などの注意書きにしたがった正常な使用で機器が故障した場合
- サポート対象範囲内の故障・破損等
- ユーザーの故意による故障、改造による損害、盗難、紛失、その他
- 使用による劣化や色落ちなど
オプション4:安心サポートワイド
安心サポートの修理保証内容を充実させたサービスです。
ただし、安心サポートの料金が「毎月300円」でしたが、こちらの安心サポートワイドは「毎月500円」支払う必要があります。
サポート対象と認められた場合は、無償での修理または交換となります。
安心サポートワイドの無償修理・交換の対象は次の場合です。
- 取扱説明書などの注意書きにしたがった正常な使用で機器が故障した場合
- サポート対象範囲内の故障・破損など
- 過失を含む水濡れ
水濡れによる故障も保証されているのは安心です。
安心サポートワイドの対象外となるのは、次の場合です。
- ユーザーの故意による故障、改造による損害、盗難、紛失、その他
- 使用による劣化や色落ちなど
オプション5:IPv6接続サービス
既存のIPv4接続環境のまま、IPv6のインターネット接続を利用できます。
利用料は無料です。
契約解除料に大きく関わる「更新月」に注意を
DTI WiMAX2+の契約期間は3年で、契約解除をしないと自動更新されます。
つまり、自動的に次の3年も契約したことになってしまいます。
契約の解約は「更新月」に行わないと契約解除料が発生するので注意してください。
利用開始から37ヶ月目の更新月に解除すれば契約解除料は発生しない
「更新月」に解除すれば、契約解除料は発生しません。
利用開始日を含む月の翌月を1カ月目として、37カ月目が「更新月」です。
更新月前月の26日から更新月の25日までに解約された場合、「更新月」での解約となり契約解除料は発生しません。
つまり、契約解除料を発生させずに解除できる期間は、ほぼ3年ごとに1カ月しかない、ということになります。
契約解除料が発生する条件
契約解除料が発生する条件は次のとおりです。
・更新月前月の26日から更新月の25日までの更新期間以外に解約した場合
契約解除料の額は次のとおりです。
- 契約解除料として利用開始日を含む月、および最初の12カ月間:19,000円
- 13カ月目~24カ月目:14,000円
- 25カ月目~36カ月目:9,500円
- 38カ月以降:9,500円
まとめ
WiMAXユーザーの人気が高いギガ放題プランで、最初の1、2カ月目の月額利用料を無料にしたDTI WiMAX2+の勇気は称賛に値するでしょう。
この1点だけでWiMAXの選択肢にDTI WiMAX2+を加えたくなる人は多いでしょう。
ただ、低価格帯のモバイルプランに割引がないことと、さまざまなキャンペーンの終了時期を明示していないのは、ユーザーフレンドリーとはいえません。
小さなことですが、気になる点なので、改善を期待したいところです。
Wi-Fi比較もおすすめです。