「レンタルポケット型WiFiを利用したいけど選び方がわからない」
「レンタルポケット型WiFiのメリット・デメリットを知りたい」
「おすすめのレンタルポケット型WiFiを知りたい」
レンタルポケット型WiFiを提供している会社は数多くあり、選びきれないと悩んでいる方は多いでしょう。
レンタルポケット型WiFiは、端末の購入が不要であったり、いつでも解約・延長できたりと利便性が高く利用しやすいのが特徴です。
しかし、レンタルポケット型WiFiにはデメリットや注意点もあるため、理解したうえで利用する必要があります。
本記事では、レンタルポケット型WiFiを以下の4つの利用形態に分けて、おすすめできるサービスを紹介します。
- 【短期レンタル】1日~1ヶ月
- 【中期レンタル】1ヶ月~半年
- 【長期レンタル】半年から年間契約
- 【海外】海外で使えるサービス
また、レンタルポケット型WiFiの選び方やメリット・デメリット、利用方法についても詳しく解説しているので、参考にしてください。
【いきなり結論】レンタルポケット型WiFiのおすすめ3選!
いきなり結論になってしまいますが、おすすめできるレンタルポケット型WiFiを紹介します。
以下のレンタルポケット型WiFiは、数多くあるサービスの中から厳選した3つです。
- WiFiレンタルどっとこむ
- Rakuten WiFi Pocket
- NETAGE
「レンタルポケット型WiFiの種類が多くて選べない」「それぞれのサービスを比較するのが面倒だ」という方は、これから紹介する3つのレンタルポケット型WiFiの中から選ぶことをおすすめします。
それぞれのサービスを詳しく解説していくので、レンタルポケット型WiFiを選ぶ際の参考にしてください。
WiFiレンタルどっとこむ
WiFiレンタルどっとこむは、短期でのレンタルに向いているポケット型WiFiサービスです。
国内専用のWiFiレンタルで6年連続No.1を獲得しており、利用者数累計1,900万人を突破した実績があります。
「安心できるサービスを利用したい」と考えている方に最適なレンタルポケット型WiFiのサービスです。
WiFiレンタルどっとこむの料金設定は、以下のとおりです。
レンタル日数 | 料金(税込) |
---|---|
1日 | 496円 |
7日 | 3,472円 |
14日 | 6,944円 |
15日~31日 | 7,430円 |
32日以降 | 1日あたり239円加算 |
1日あたり496円から利用できるため、「数日だけレンタルしたい」と考えている方におすすめできます。
また、WiFiレンタルどっとこむは、困ったことがあればLINE公式アカウントで24時間いつでも相談できます。
9:00~18:00の間はオペレーターによる応対が可能なため、レンタルポケット型WiFiの利用に慣れていない方でも安心です。
LINE友達特典として、プレゼントやキャンペーン、お得な情報を配信しているため、申し込む前に登録しておきましょう。
Rakuten WiFi Pocket
楽天グループが提供しているレンタルポケット型WiFiサービスのRakuten WiFi Pocketは、半年~1年位の利用におすすめです。
Rakuten WiFi Pocketの料金設定は、以下のとおりです。
1ヶ月あたりのデータ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GBまで | 968円 |
3GB超過後から20GBまで | 2,068円 |
20GB超過後から無制限 | 3,278円 |
1ヶ月に3GBまでの使用であれば、968円という安さで利用できます。
また、Rakuten WiFi Pocketは、データ通信量に応じて自動的に該当する料金になるため、毎回プランを変更する必要がありません。
使用頻度が少ない月は支払いが少なくなり、データ通信を多く使ったとしても3,278円しかかからないのでかなり安く利用できます。
Rakuten WiFi Pocketは、ポケット型WiFiの端末を購入する必要がありますが、月々の料金が安いのでおすすめです。
また、Rakuten WiFi Pocketは、端末が1円になるキャンペーンを現在実施していますので、利用を考えている方はキャンペーン期間中に申し込みましょう。
購入した端末にほかのSIMカードを挿しても使えるため、購入した端末はRakuten WiFi Pocketを解約しても無駄になりません。
NETAGE
NETAGEは、1日~1ヶ月程度のレンタルに向いているレンタルポケット型WiFiサービスです。
NETAGEのレンタルポケット型WiFiは、回線・データ通信容量の種類が豊富で、自分に合ったプランを見つけやすいのが特徴です。
NETAGEの料金設定の一例を紹介します。
回線(データ容量) | 1日あたりの料金(税込) | 1ヶ月あたりの料金(税込) |
---|---|---|
softbank(無制限) | 715円 | 9,900円 |
WiMAX5G(無制限) | 715円 | 9,460円 |
楽天モバイル(7GB) | なし | 1,980円 |
クラウドSIM(無制限) | 850円 | 11,800円 |
docomo5G(無制限) | 1,320円 | 16,370円 |
softbank(無制限)のプランは現在キャンペーン中で、1日あたり715円が500円に、1ヶ月あたり9,900円が4,950円になります。
そのうえ、softbank(無制限)プランは、最大14台同時接続が可能であったり、5秒で高速起動できたりするなど、機能が充実しています。
Softbank回線のレンタルポケット型WiFiをお得に利用したい方は、NETAGEのキャンペーン期間中に申し込みましょう。
レンタルポケットWiFiのおすすめの選び方
レンタルポケットWiFiを選ぶ際、以下の5つの点に注目しましょう。
- ポケット型WiFiのレンタル期間で選ぶ
- ポケット型WiFiのデータ容量で選ぶ
- レンタルポケット型WiFiの料金で選ぶ
- ポケット型WiFiの端末で選ぶ
- どのキャリアの回線を使うかで選ぶ
レンタルポケットWiFiを提供している会社によって、通信速度やデータ容量、料金が大きく異なる場合があります。
「どういう目的・シチュエーションでポケットWiFiを使うのか」を明確にして、自分の目的・シチュエーションに合ったレンタルポケットWiFiを選ぶ必要があります。
それぞれの選び方を詳しく解説していくので、レンタルポケットWiFi選びに悩んでいる方は参考にしてください。
本記事で紹介している順番どおりに選ぶと、目的のレンタルポケット型WiFiにたどり着けるので、順番に沿って選んでいきましょう。
ポケット型WiFiのレンタル期間で選ぶ
レンタルポケット型WiFiの選び方の一つに、レンタル期間で選ぶ方法があります。
レンタルポケット型WiFiは、レンタルする期間によって料金が大きく変化するため、初めにレンタル期間を決めておく必要があります。
レンタルポケット型WiFiは、1日単位または1ヶ月単位をベースとしたレンタル期間を定めているケースがほとんどです。
基本的には、レンタルポケット型WiFiを長期間借りるほど1日あたりの料金は安くなります。
しかし、「長期間借りればお得だ!」と感じて、必要としている期間よりも長く借りてしまうと、無駄な出費をすることになりかねません。
そのため、レンタルポケット型WiFiを選ぶうえで、レンタル期間は重要な要素となります。
1日単位の短期間レンタルと1ヶ月単位の長期間レンタルにおける、おすすめの使い分け方は、以下のとおりです。
1日単位のレンタル | 1ヶ月単位のレンタル | |
---|---|---|
使用目的 | ・短期の出張 ・短期の旅行 ・短期の帰省 | ・長期の出張 ・長期の旅行 |
1日あたりの料金 | 1ヶ月単位よりも高い | 1日あたりの料金が安い |
1日単位でレンタルできるポケット型WiFiは、利用する日数を調整しやすい点がメリットです。
1ヶ月単位のレンタルポケット型WiFiは、日数の調整が難しく、ほとんどの場合途中解約しても返金されません。しかし、1日あたりに換算すると、お得に利用できる点がメリットです。
おおよそのレンタル期間を決めてから、レンタルポケット型WiFiを利用する会社を選びましょう。
ポケット型WiFiのデータ容量で選ぶ
レンタルポケット型WiFiの選び方の一つとして、WiFiのデータ容量で選ぶ方法があります。
レンタルポケット型WiFiを提供している会社によって、利用できるデータ容量は異なります。
- 安価でデータ容量が少ないレンタルポケット型WiFiを選ぶのか
- 値段は上がるがデータ容量の多いもしくは使い放題のレンタルポケット型WiFiを選ぶのか
どちらかを決めなければなりません。
データ容量1GBで利用できるコンテンツは、以下のとおりです。レンタルポケット型WiFiのデータ容量を選ぶ際の参考にしてください。
データ容量の使い道 | 1GBで使用できる量 |
---|---|
Webサイトで検索 | 約3,000ページ |
音楽の再生(通常音質) | 約17時間 |
動画の再生(中程度の画質) | 約4時間 |
LINEのトークのみ | 約50万回 |
LINEで音声通話のみ | 約50時間 |
LINEのビデオ通話 | 約3時間 |
メールのやり取り(テキストのみ) | 約20万通 |
X(旧Twitter) | 約3~5時間 |
TikTok | 約2時間 |
Netflix(中程度の画質) | 約1時間 |
データ容量1GBでも、かなりのことができるため、あまり頻繁に使わない方はデータ容量が少なくても問題ありません。インターネット検索や文章でのやり取りがメインの方は、数GBのデータ容量で十分です。
動画視聴やビデオ通話、オンラインゲームをする方は、数十GBから無制限のレンタルポケット型WiFiがおすすめです。
あくまでも上記の表は概算です。具体的にどれくらいのデータ容量が必要かわからない方は、現在のデータ使用量を見てみましょう。
数ヶ月間のデータ使用量から平均を出し、日割りにしてみると、だいたい必要なデータ容量がわかります。
レンタルポケット型WiFiの料金で選ぶ
レンタルポケット型WiFiの選び方として、料金で選ぶ方法があります。
レンタル期間・データ容量・レンタル会社によって、料金は異なりますから、多くのレンタルポケット型WiFiを比較する必要があります。
レンタルポケット型WiFiを利用する際には、ポケット型WiFiの送料が必要になるケースがほとんどです。そのため、ポケット型WiFiを利用する際は、送料とレンタル期間を合わせた料金で比較しましょう。
レンタルポケット型WiFiの往復送料は、ほとんどの会社が1,000円程度に設定していますが、具体的な料金は各社の料金を確認するようにしましょう。
そのほか、「保険料」「追加オプション料金」「キャンペーンの有無」などを確認することも重要です。
保険料は、端末を破損・紛失した際に保証を受けるために必要です。
追加オプションには、充電器や端末ケース、電話サポートなどがあります。キャンペーンを実施していたらよりお得に利用できますので、確認するようにしましょう。
ポケット型WiFiの機種で選ぶ
レンタルポケット型WiFiを端末で選ぶ方法もあります。
レンタルポケット型WiFiの機種は種類が豊富で、利用目的によっておすすめの機種が変わります。
レンタルポケット型WiFiの端末の機能は、機種によって異なるため、以下の項目を確認するようにしましょう。
確認する項目 | 詳細 |
---|---|
対応している回線 | 4Gのみ対応の機種もあれば、5Gに対応している機種もあります。 4Gでも十分な速度ですが、インターネットの通信速度に ストレスを感じたくない方は、5G対応の機種がおすすめです。 |
最大通信速度 | 通信速度は使用する時間帯によっても変わりますが、 最大通信速度を確認しておくことをおすすめします。 ただし、最大通信速度は理論値であるため、 参考程度に留めておきましょう。 |
同時接続台数 | 同時接続台数は5~16台程度の機種がほとんどです。 大人数で使用する場合は、同時接続台数を確認しておきましょう。 |
端末自体の重さ | 端末の重さは、機種によって大きく異なります。 主に車中で使うのであれば、重さは気にならないでしょう。 しかし、ショルダーバックなどに入れて持ち歩くのであれば、 重さが気になるため、確認しておきましょう。 |
充電の持ち時間 | ポケット型WiFiの端末の電池の持ちを確認しておきましょう。 特に、同時接続台数が多い場合や通信速度が速い場合は、 充電の減りが速いことがあります。 何時間連続で使用できるかを確認しておくと安心です。 |
すべての条件を満たせる機種を探すのは難しいため、優先順位を付けて、必要なスペックを絞って探しましょう。
どのキャリアの回線を使うかで選ぶ
レンタルポケット型WiFiを選ぶ際には、どのキャリア回線が使えるかを確認するのも忘れないようにしましょう。
au・docomo・softbankの3大キャリア以外にも、WiMAX・Ymobile・楽天モバイルなどのキャリアがあります。
使用できるキャリア回線によって、つながりやすさや通信速度、通信可能エリアなどが異なります。
各キャリアのメリット・デメリットを簡単に説明しておきますので、参考にしてください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
au | 回線の安定性が高い | Au回線だけが利用できるポケット型WiFiはない (WiMAXのポケット型WiFiでau回線が使える) |
docomo | 通信可能エリアが広い | その他のキャリアに比べて料金が高め |
softbank | 対応機種が多く、回線が安定している | 無制限プランでも一定容量を超えると、 通信制限にかかる場合がある |
WiMAX | レンタルポケット型の中でも最速クラス | 通信が速い分、障害物に弱い |
Ymobile | レンタル料金が安い | 通信量無制限だが1日3GB以上使用すると、 通信制限がかかる |
楽天モバイル | データ容量無制限で使える | 室内や電車、地下などでつながりにくい |
WiMAXは、au回線も利用できるため、障害物に弱いデメリットを解消しているのが特徴です。
各キャリアの特性を理解して、自分の利用目的に合ったレンタルポケット型WiFiを選びましょう。
【1日~1ヶ月】短期レンタルにおすすめのポケット型WiFi
1日~1ヶ月程度の短期レンタルにおすすめのポケット型WiFiは、以下の3つです。
- WiFiレンタルどっとこむ
- どんなときもWiFi forレンタル
- NETAGE
それぞれのレンタルポケット型WiFiの料金や特徴を解説しますので、短期間の利用を考えている方は、参考にしてください。
WiFiレンタルどっとこむ
WiFiレンタルどっとこむは、国内専用WiFiレンタルで6年連続No.1のユーザー数を誇っているポケット型WiFiのレンタルサービスです。
au・docomo・softbankの3大キャリアに加えて、WiMAXにも対応しています。
WiFiレンタルどっとこむは、すべてのプランでデータ通信量無制限の使い放題になっています。
WiFiレンタルどっとこむの最も安いプランは、以下のとおりです。
レンタル日数 | 料金(税込) |
---|---|
1日 | 496円 |
7日 | 3,472円 |
14日 | 6,944円 |
15日~31日 | 7,430円 |
32日以降 | 1日あたり239円加算 |
最短1日からレンタルでき、その際の料金は496円です。32日目以降は、1日あたり239円で、長期レンタルしてもかなり低価格です。
また、コンビニ受け取り・空港での受け取りや返却に対応しており、旅行や出張の際にも便利です。
WiFiレンタルどっとこむには、24時間のコールセンターサポートがついているため、海外旅行中日本との時差があっても安心して利用できます。
返却方法は、宅配・空港・ポスト返却の3つから選べるようになっていて、返却の手間が少ない点もおすすめです。
どんなときもWiFi forレンタル
どんなときもWiFi forレンタルは、1日あたりの料金が330円からと破格の安さで利用できるおすすめのレンタルポケット型WiFiサービスです。
どんなときもWiFi forレンタルのレンタル方式は4種類あり、全てがわかりやすい料金設定になっているところがうれしいポイントです。
どんなときもWiFi forレンタルのプランは、短期利用におすすめの「デイリータイプ」と16日以上の利用者向けの「マンスリータイプ」の2つがあります。
各プランの料金は、以下の表のとおりです。
プランの種類 | 料金 | |
---|---|---|
デイリータイプ | 1日3GBプラン | 330円(1日あたり) |
大容量プラン | 440円(1日あたり) | |
マンスリータイプ | 1日3GBプラン | 4,950円(1ヶ月あたり) 32日以降は1日あたり160円加算 |
大容量プラン | 6,600円(1ヶ月あたり) 32日以降は1日あたり213円加算 |
データ容量が無制限というプランだけでなく、1日3GBのプランもあるため、「あまりデータを使わない」という方でもお得に利用できます。
また、どんなときもWiFi forレンタルは「月上限制」を採用しているため、返却忘れや急な利用延長によって、高額な料金を請求される心配はありません。
「返却忘れが心配だ」という方には、どんなときもWiFi forレンタルの利用をおすすめします。
NETAGE
NETAGEは、株式会社MOBILE PLANNINGが提供しているレンタルポケット型WiFiサービスです。
NETAGEの無制限ポケット型WiFiは、1日あたり495円から利用できるレンタルポケット型WiFiで、月上限が6,930円となっています。32日以降は1日223円となるため、長期利用してもお得に利用できます。
また、1ヶ月のデータ容量上限が5GBのプランは、月額1,980円で利用できてお得です。
そのほか、端末・キャリア回線・データ容量の種類に応じて、さまざまなプランがあり、自分に合ったプランを見つけやすいというメリットがあります。
NETAGEは、申し込みを平日17時までに行えば、即日発送してくれます。
別途料金を払えば、バイク便でのソクハイサービスの利用も可能で、「すぐにでもWiFiをレンタルしたい」と考えている方には、NETAGEの利用がおすすめです。
さらに、NETAGEには、自動延長ができるというメリットもあります。
多くのレンタル会社では、レンタルポケット型WiFiの利用を延長する際、必ず連絡するよう求めていますが、NETAGEは延長手続きの必要がありません。
「自動延長の手続きが面倒だ」と感じる方は、NETAGEでポケット型WiFiをレンタルしましょう。
【1ヶ月~半年】中期レンタルにおすすめのポケット型WiFi
1ヶ月~半年程度の中期レンタルにおすすめのポケット型WiFiは、以下の3つです。
- ワイモバイル
- クラウドWiFi
- UQ WiMAX
それぞれのレンタルポケット型WiFiの料金や特徴を解説しますので、中期レンタルを考えている方は参考にしてください。
ワイモバイル
ワイモバイルのレンタルポケット型WiFiは、2009年からレンタルを開始した老舗のWiFiサービスです。
ワイモバイルのレンタルポケット型WiFiの料金設定は、以下のとおりです。
月額 | |
---|---|
5G高速通信7GBまで | 4,065.6円 |
4Gのみデータ通信容量上限なし | 4,818円 |
ワイモバイルのレンタルポケット型WiFiの国内利用は、上記の2プランのみで、プラン選びに悩む必要がない点がおすすめポイントです。
5G通信で7GBを超えた場合は、送受信速度が最大128kbpsまで低速化され遅くはなりますが、まったく使えないわけではありません。
また、「5G高速通信7GBまで」のプランで、アドバンスオプション(月額752.4円)に加入すれば、4Gのデータ通信が使い放題になります。
ただし、データ通信容量は無制限になりますが、3日で10GBという制限があるので注意しておきましょう。
「安価に5G通信を利用してみたい」という方には、ワイモバイルのレンタルポケット型WiFiの利用がおすすめです。
クラウドWiFi
クラウドWiFiは、月額2,580円から利用できるレンタルポケット型WiFiを提供しています。
クラウドWiFiには、20GB・50GB・100GBのデータ容量の異なる3つのプランがあります。各プランの料金は、以下の表のとおりです。
プランの種類 | 月額料金(税込) | 月々のデータ使用目安 (Netflixの標準画質) |
初めての20GBプラン | 2,580円 | 約28時間 |
---|---|---|
安心の50GBプラン | 2,980円 | 約70時間 |
たっぷり100GBプラン | 3,718円 | 約140時間 |
クラウドWiFiは、データ通信の使用量に応じて料金を分けているため、無駄なく利用できます。
データ通信が使い放題ではない点をデメリットと感じる方もいますが、100GBという容量はNetflixを1日4.5時間も見られる十分な容量です。
また、多くのレンタルポケット型WiFiは、通信量無制限であっても1日の使用上限を決めている場合があります。
しかし、クラウドWiFiは、1日にいくら使っても通信速度を制限されることがないため、快適に利用できる点でおすすめです。
クラウドWiFiは、名前にもあるとおり「クラウドSIM」を使用しています。そのため、SIMカードを挿しこまなくてもデータ通信が利用できますし、端末が自動的に最適な回線を選択してくれるため、つながりやすいというメリットもあります。
UQ WiMAX
UQ WiMAXは、KDDIの子会社であるUQコミュニケーションズが運営しているサービスです。
UQ WiMAXの料金プランは2つあり、それぞれの料金は以下のとおりです。
プランの種類 | 月額料金(税込) |
---|---|
WiMAX +5G ギガ放題プラスS | 4,950円 |
WiMAX +5GとNetflixのお得なセット | 6,336円 |
UQ WiMAXは、データ通信量無制限で、しかも5GとWiMAXの両方が使えるため、ストレスなく利用できます。
また、Netflixとのセット割引もあり、普段からNetflixを利用している方ならNetflixがお得に視聴できます。
UQ WiMAXは現在、「WiMAX +5G割」を適用すれば13ヶ月目まで月額682円の割引が受けられるお得なキャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間中に申し込めば、ギガ放題プラスSのプランを4,268円で、Netflixのお得なセットプランを5,654円で利用できます。
auまたはUQmobileを利用している方なら、家族全員のスマホ料金が割引されるというメリットもあります。そのため、auまたはUQmobileを利用している方は、UQ WiMAXの利用がおすすめです。
【半年~年間契約】長期レンタルにおすすめのポケット型WiFi
半年~年単位の長期レンタルにおすすめのポケット型WiFiは、以下の3つです。
- Air Wifi
- Rakuten WiFi Pocket
- 限界突破WIFi
それぞれのレンタルポケット型WiFiの特徴や料金を解説しますので、長期レンタルを予定している方は参考にしてください。
Air WiFi
Air WiFiは、20GBのプランと100GBのプランの2つのプランを取り扱っているレンタルポケット型WiFiサービスです。
それぞれの料金は、以下のとおりです。
プランの種類 | 月額料金 |
---|---|
20GBプラン | 1,958円~ |
100GBプラン | 3,245円~ |
契約期間なしオプション | 330円 |
安心オプション | 660円 |
1ヶ月ごとの料金プランを採用しているレンタルポケット型WiFiは、途中解約すると違約金が発生するケースがほとんどです。しかし、Air WiFiは、月額料金にプラスして330円支払えば、違約金が不要になります。
さらに、端末が破損したり水没したりした際、補償が受けられる安心オプションに加入すると契約期間なしオプションが0円になり、月額660円で両方のオプションが利用できます。
契約期間なしオプションを付けていない場合でも、1年ごとに違約金が無料になる期間があるため、1年間の利用を予定している方にもおすすめです。
また、Air WiFiは現在、送料や端末代金が無料になる「1ヶ月お試しモニター」キャンペーンを実施しています。
ただし、1ヶ月お試しモニターの適用を受ける場合は、契約期間なしオプションには加入できないので注意しましょう。
Rakuten WiFi Pocket
Rakuten WiFi Pocketは、楽天が提供しているレンタルポケット型WiFiサービスです。
Rakuten WiFi Pocketの利用料金は、以下のとおりです。
1ヶ月あたりのデータ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GBまで | 968円 |
3GB超過後から20GBまで | 2,068円 |
20GB超過後から無制限 | 3,278円 |
Rakuten WiFi Pocketは、月々のデータ使用量に制限がなく、使った分だけ支払うシステムを採用しています。
そのため、「普段は20GB以上使うけど、今月はあまり使わなかった」という場合には、データ使用量に応じた料金が自動的に適用されます。
毎回自分でプランを変更する必要がないため、手間を削減できて利用しやすいのがおすすめポイントです。
また、Rakuten WiFi Pocketは、データ使用量が無制限のプランでも3,278円とかなりお得に利用できます。
現在キャンペーンを実施しており、通常7,980円のWiFi端末が1円で購入できるため、気になる方はRakuten WiFi Pocketを選択肢の一つに加えましょう。
全国の楽天モバイルのショップであれば即日受け取りも可能なため、急いでいる方にもおすすめです。
端末の在庫がない場合があるため、ショップを訪れる前に端末の在庫の有無を確認しておきましょう。
限界突破WIFi
限界突破WiFiは、月額3,850円のプランしかないレンタルポケット型WiFiのサービスです。月額料金が固定されているため、毎月の出費額を把握しやすい点がメリットです。
限界突破WiFiでは、3大キャリアの回線が使えるクラウドSIMを採用しているため、SIMカードを差し込む必要がありませんし、クラウドSIMがつながりやすい回線を探して自動的に接続してくれるため、通信が安定しています。
限界突破WiFiは、以下のように、1日のデータ使用量によって通信速度が変わります。
1日のデータ使用量 | 通信速度 |
---|---|
5GBまで | 4G LTEの高速通信 |
5GB~10GBまで | 下り4Mbps/上り1.0Mbpsの快適な通信 |
10GB以上 | 128kbpsのLINEやメールが使える程度の通信 |
毎日24:00にリセットされるまで1日のデータ使用量に応じて、通信速度が変わる点がデメリットです。
固定の月額料金でトリプルキャリアのクラウドSIMを使ってみたいという方は、限界突破WiFiがおすすめです。
【海外】海外利用におすすめのレンタルポケット型WiFi
海外利用におすすめのレンタルポケット型WiFiは、以下の3つです。
- HISモバイルWi-Fi
- ZEUS WiFi for Global
- フォートラベル GLOBAL WiFi
海外に出張や旅行で行く予定がある方は、上記3つのレンタルポケット型WiFiから選ぶのがおすすめです。
それぞれのレンタルポケット型WiFiの特徴や料金を解説していきますので、参考にしてください。
HISモバイルWi-Fi
HISモバイルWi-Fiは、定額かつ無制限のプランのみのわかりやすい料金設定が特徴の海外でも使えるレンタルポケット型WiFiです。
HISモバイルWi-Fiの4Gデータ容量無制限を利用する場合の主な国・地域別利用料金は、以下のとおりです。
国名 | 1日あたりの利用料金 |
---|---|
ハワイ | 890円 |
グアム | 1,290円 |
台湾 | 790円 |
香港 | 890円 |
韓国 | 790円 |
ベトナム | 890円 |
タイ | 890円 |
シンガポール | 890円 |
アメリカ本土 | 890円 |
上記以外の国でもHISモバイルWi-Fiは、使った分のみ請求されるため、無駄がありません。レンタルポケット型WiFiの受け取り後、移動するだけの出国日・帰国日の利用料金は加算されません。
また、HISモバイルWi-Fiを国内でも利用している方が、海外でも利用するとお得になります。
通常国内で使っている方が海外でもHISモバイルWi-Fiを利用すると、利用日数1日ごとに国内での利用料金から220円が割引されます。
海外での利用日数が増えるにつれ割引額が増え続けるため、国内での利用料金が実質0円となることもあり、かなりお得に利用できます。
「国内でも海外でもレンタルポケット型WiFiを使いたい」という方は、国内料金の割引が受けられるHISモバイルWi-Fiを利用しましょう。
ZEUS WiFi for Global
ZEUS WiFi for Globalは、海外専用のレンタルポケット型WiFiを提供しています。
ZEUS WiFi for Globalの4Gデータ容量無制限プランの主な国・地域別利用料金は、以下のとおりです。
国名 | 1日あたりの利用料金 |
---|---|
ハワイ | 850円 |
グアム | 1,050円 |
台湾 | 740円 |
香港 | 630円 |
韓国 | 800円 |
ベトナム | 630円 |
タイ | 850円 |
シンガポール | 830円 |
アメリカ本土 | 850円 |
ZEUS WiFi for Globalをベトナムや香港で利用すると、1日あたり630円とかなりお得に利用できます。
上記の表は無制限プランの料金ですが、1日あたり500MBや1GBのプランもあります。500MBプランの料金の一例を挙げておくと、ベトナムや香港の1日あたりの料金は380円です。
ZEUS WiFi for Globalは、海外に特化していることもあり、多言語通訳サポートのオプションも用意されています。
目的地への交通手段がわからないときや両替に困ったときなど、通訳サポートは非常に便利です。今なら無料で通訳サポートが付けられるため、海外旅行に行く方は利用してみましょう。
フォートラベル GLOBAL WiFi
フォートラベル GLOBAL WiFiは、世界200箇所以上のエリアで使用できるレンタルポケット型WiFiを提供しています。
フォートラベル GLOBAL WiFiで4Gデータ容量無制限プランのポケット型WiFiをレンタルする際の料金は以下のとおりで、ほかの海外向けレンタルポケット型WiFiに比べて、圧倒的な安さを誇っています。
国名 | 1日あたりの利用料金 |
---|---|
ハワイ | 673円 |
グアム | 851円 |
台湾 | 571円 |
香港 | 481円 |
韓国 | 638円 |
ベトナム | 461円 |
タイ | 666円 |
シンガポール | 651円 |
アメリカ本土 | 662円 |
上記以外にも、5Gデータ容量無制限のプランや1日300MBのプランなど、数多くのプランを取り揃えています。たとえば、ベトナムの4G300MBプランは、1日あたり188円で利用できます。
さらに、すべての利用料金に対して10%分のポイントが還元されます。
表示されている料金の実質10%引きで利用できることになるため、フォートラベル GLOBAL WiFiは、他社を寄せ付けない圧倒的な安さが魅力的です。
フォートラベル GLOBAL WiFiは安いからといって、サービスの質が低いわけではありません。
24時間対応のカスタマーサポートがあり、世界各国どこに行っても安心して利用できます。
「とにかく安くレンタルポケット型WiFiを使いたい」と考えている方は、フォートラベル GLOBAL WiFiの利用がおすすめです。
レンタルポケット型WiFiのメリット
レンタルポケット型WiFiを利用するメリットは、以下の5つです。
- 端末の購入代金が不要
- 解約・利用期間延長がしやすい
- 国内でも海外でも短期的な利用ができる
- 受け取り場所も返却場所も都合に合わせて指定できる
- 回線工事が不要で手軽に利用できる
それぞれのメリットを詳しく解説しますので、レンタルポケット型WiFiの利用を検討している方は参考にしてください。
端末の購入代金が不要
レンタルポケット型WiFiを利用するメリットとして、端末の購入代金が不要である点が挙げられます。
契約するタイプのポケット型WiFiのほとんどは、端末を購入する必要があります。
ポケット型WiFiの端末は、1万円や2万円ほどのものから、5万円以上するものまであります。短期間使うだけなのに、1万円から5万円の出費は躊躇してしまいます。
しかし、レンタルポケット型WiFiであれば、端末を借りられるため、端末購入代金の支払いが不要です。
「家にWiFiルーターを設置するまでの一時的な利用」や「旅行や出張、帰省などで一時的に必要」などといった短期間の利用であれば、レンタルできるタイプのポケット型WiFiを選びましょう。
解約・利用期間延長がしやすい
レンタルポケット型WiFiを利用するメリットとして、いつでも解約でき、利用期間の延長もしやすい点が挙げられます。
契約型ポケットWiFiや光回線などの場合は、途中で解約すると違約金が必要になるケースがほとんどです。
しかし、レンタル型のポケットWiFiであれば、数日から数週間程度で解約しても違約金が発生しません。
ただし、1ヶ月単位のレンタル型ポケットWiFiの場合は、違約金が発生するケースもあるため、注意しておく必要があります。
もし「途中解約で違約金が発生すると困る」という方は、違約金が0円になるオプションなどに加入しておくことをおすすめします。
また、レンタルポケット型WiFiは、利用期間延長が簡単にできる点でも優れています。
レンタル型ポケットWiFiを提供している会社に連絡すれば簡単に延長できますし、中には連絡不要で延長できるレンタルポケット型WiFiもあります。
ポケット型WiFiの利用期間がはっきり決まっていない場合は、解約と利用期間延長の自由度が高いレンタルポケット型WiFiが便利です。
国内でも海外でも短期的な利用ができる
国内でも海外でも短期的な利用ができることも、レンタルポケット型WiFiを利用するメリットです。
数日から数週間程度の海外旅行のために、ポケット型WiFiの端末を購入するというのは考え物です。
また、契約タイプのポケット型WiFiの場合、1ヶ月単位の支払いになっていることがほとんどなので、使用頻度が多くても少なくても毎月一定額の支払いが必要です。
しかし、レンタルポケット型WiFiであれば、最短1日から利用できますから、必要な日数・必要なデータ容量に合わせて柔軟にプランを選べる点で、契約タイプに対して大きなアドバンテージになります。
国内での利用においても、短期的な帰省や引っ越した際の光回線設置までの期間、国内旅行など、短期間使用する方は多くいます。
「少しの間だけWiFiを利用したい」と考えている方は、レンタルポケット型WiFi一択です。
受け取り場所も返却場所も都合に合わせて指定できる
受け取り場所や返却場所の指定ができる点も、レンタルポケット型を利用するメリットです。
契約タイプのポケット型WiFiを使う場合は、自宅に郵送してもらうか店舗に取りに行くかの2パターンしか選べないケースがほとんどです。
しかし、レンタルポケット型WiFiであれば、空港・店舗・コンビニ・郵送など、幅広い受け取り方法があります。
返却も簡単で、ポストに投函するだけだったり、旅行の帰りに空港で返却できたりと返却の手間がかかりません。
回線工事が不要で手軽に利用できる
レンタルポケット型WiFiには、回線工事が不要という大きなメリットがあります。
自宅に光回線を設置する際には、開通工事が必要になり、高額な回線工事費を支払わなければなりません。
また、賃貸物件に住んでいる方は、大家さんなどに回線工事の許可をもらう必要があったりします。
しかし、レンタルポケット型WiFiは、使用できる状態で手渡されるため、面倒な工事や設定、費用が不要です。回線工事が終わるまでの待ち時間も必要ないため、受け取り後にすぐ利用できます。
「すぐにでもWiFiが必要」という方は、最短即日で利用できるレンタルポケット型WiFiに申し込みましょう。
レンタルポケット型WIFiのデメリットや注意点
レンタルポケット型WiFiでのデメリットや注意点として、以下の5つがあります。
- 端末を破損・紛失すると追加料金がかかる
- レンタルされる端末は中古品
- 通信速度が遅い場合がある
- 使用量によって通信速度に制限がかかることがある
- レンタルする日数によっては割高になる
レンタルポケット型WiFiには数多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
デメリットも理解しておけば、レンタルポケット型WiFi選びで失敗する可能性を減らせるため、しっかり確認しておきましょう。
端末を破損・紛失すると追加料金がかかる
レンタルポケット型WiFiを利用する際注意しなければならないのは、端末を破損・紛失すると追加料金が必要になることです。
レンタルポケット型WiFiは、その名のとおり端末をレンタルしているだけで、自分の所有物ではありません。
レンタル会社から借りているため、破損や紛失した場合は、追加料金を払って弁済する必要があります。
弁済する必要があるのはレンタルポケット型WiFiの端末だけでありません。端末と一緒にレンタルしているACアダプターやポーチ、充電ケーブルなども、破損・紛失には気を付ける必要があります。
たとえば、どんなときもWiFi forレンタルの場合は、紛失・破損したら以下の料金を請求されます。
貸与機器・部品名 | 金額(税込) |
---|---|
WiFi端末本体 | 16,500円 |
USBケーブル | 1,100円 |
ACアダプター | 1,980円 |
その他備品(外箱・操作ガイド) | 550円 |
端末の破損・紛失のリスクを避けるためには、端末保証オプションなどに加入しておくのがおすすめです。
保証オプションに加入しておけば、損害の一部もしくは全額を負担してもらえるため、不安な方はオプションに入っておきましょう。
レンタルされる端末は中古品
レンタルポケット型WiFiで貸し出される端末は、ほとんどの場合中古品です。
ポケット型WiFiの端末に傷がついていたり、汚れがついていたりする可能性があります。
基本的には、前利用者から返却されたらクリーニングされますが、どうしても取れない汚れや傷が残っている場合もあることを理解しておきましょう。
また、傷や汚れ以外にも、端末のバッテリーが劣化している場合もあります。
レンタルポケット型WiFiの端末スペックには、「10時間連続使用可能」と記載があったとしても、実際に使用できる時間はそれよりも短いと思っておきましょう。
ただし、極端に短い場合はその旨申し出て、端末を交換してもらってください。
通信速度が遅い場合がある
通信速度が遅い場合がある点も、レンタルポケット型WiFiのデメリットとして挙げられます。
レンタルポケット型WiFiに限らず、ポケット型WiFi全般に当てはまることですが、固定回線と比較すると通信速度は速くありません。
ポケット型WiFiは、スマートフォンなどと同様に、モバイル回線を使用しているため、よほどの事情がない限り光回線より速くなることはありせん。
また、レンタルしているモバイル端末が古い機種の場合は、端末の性能が低く、高速通信に対応していない場合もあります。
レンタルポケット型WiFiを利用する場合は、通信速度が遅い可能性がある点を理解しておきましょう。
使用量によって通信速度に制限がかかることがある
レンタルポケット型WiFiを利用する場合のデメリットや注意点として、通信速度に制限がかかる点が挙げられます。
申し込むプランによりますが、1日2GB~6GBほど利用すると通信速度を制限される場合がほとんどです。
固定回線であれば1日にどれだけデータ通信したとしても制限をかけられることはないため、1日の使用量によって制限がかかるのはポケット型WiFiのデメリットといえます。
しかし、月々のデータ容量が決まっているプランの場合は、1日あたりの利用上限が設定されていないことがあるので、自由にデータを使いたいという方は、そのようなプランに申し込みましょう。
「高画質で動画を見たい」「オンラインゲームをしたい」という場合は、レンタルポケット型WiFiは向いていません。大容量通信をする方や通信速度を制限されたくない方は、固定回線を利用するのがおすすめです。
反対に「1日に2GB~6GBも使わない」という方は、レンタルポケット型WiFiの利用が適しています。通信速度を制限されたくない方は、通信速度制限がないレンタルポケット型WiFiを利用しましょう。
レンタルする日数によっては割高になる
レンタル日数によっては割高になってしまうことがある点も、レンタルポケット型WiFiを利用する際の注意点です。
1日単位でレンタルできるタイプのポケット型WiFiは、日数が長くなるほど割高になります。
2週間以上レンタルポケット型WiFiを利用する場合は、1ヶ月単位でレンタルできるタイプを利用する方がお得です。
長期間レンタルする予定なら、1日単位のレンタルポケット型WiFiは避るなどの対策が必要です。
レンタルポケット型WiFiは、レンタル日数によって大きく金額が変動するため、レンタルポケット型WiFiを選ぶ際には、レンタル期間を先に決めておくのが重要です。
レンタルポケット型WiFi利用の流れ
レンタルポケット型WiFiの利用の流れは、以下のとおりです。
- 申し込み
- ポケット型WiFiの端末を受け取り
- ポケット型WiFiの端末を返却
3ステップで簡単に申し込み、返却できるため、これから紹介する内容を参考にして申し込み手続きを進めてください。
レンタルポケット型WiFiの申し込み手続きをスムーズに進められるように、詳しく解説していきます。
利用するレンタルポケット型WiFiの公式ホームページから、申し込みを進めていきます。
ポケット型WiFiのレンタルは、公式ホームページで申し込む以外に、店舗で申し込んだり電話で申し込んだりできる場合もあるので、自分に合った手続き方法を選択しましょう。
レンタルポケット型WiFiを申し込む際には、申し込む時間に気を付ける必要があります。
即日発送を利用してなるべく早くWiFiを使いたい方は、できる限り早い時間に申し込む必要があります。
レンタルポケット型WiFiを提供している会社の営業時間内に申し込めば、即日配送してもらえる場合がほとんどです。
申し込み手続きに不備があれば、利用予定日に間に合わない可能性が考えられます。そのため、出張や旅行、帰省などの予定が決まったら、なるべく早いタイミングで申し込んでおきましょう。
また、レンタルポケット型WiFiは、クレジットカード支払いを採用している場合がほとんどです。
申し込み情報を入力する際にクレジットカードの情報が必要になるため、手元に準備しておくとスムーズに申し込みができます。
申し込み手続きと支払いが完了したら、レンタルポケット型WiFiの端末が発送されます。
受け取り方法はレンタルポケット型WiFiを提供している会社により異なりますが、多くの場合以下の場所で受け取ることが可能です。
- 空港のカウンター
- 自宅
- コンビニ
旅行で利用する際には、空港受け取りにしておくとポケット型WiFiを持っていくことを忘れる心配がないためおすすめです。
中には、渡航先の空港で受け取れるサービスを提供している場合もありますので、利用するレンタルポケット型WiFiに問い合わせてみましょう。
また、自宅受け取りを希望する方で「なるべく早く手元に届いて欲しい」と希望する方は、バイク便による即日配送を受け付けている会社もあるので、利用を検討してください。
追加料金はかかりますが、急な予定でポケット型Wi-Fiが必要に方には重宝するサービスです。
レンタルポケット型WiFiは、端末を受け取ればすぐに利用を開始できます。同梱してある取り扱い説明書を参考にしながら、ポケット型WiFi端末の設定を進めましょう。
「説明書を読んでもよくわからない」という方は、カスタマーサポートに問い合わせるのがおすすめです。
レンタルポケット型WiFiを利用した後は、端末を返却する必要があります。レンタルポケット型WiFiの主な返却場所は、以下の3つです。
- 空港のカウンター
- 宅配
- ポスト
レンタルポケット型WIFiを提供している会社によっては、ポケット型WIFiの端末と一緒にレターパックを送ってくれたり、着払いで返却できたりと、無料で返却できる場合があります。
多くの場合は1,000円程度の送料で受け取りと返却ができますが、なるべく安く利用したい方は送料が無料のサービスを選ぶのがおすすめです。
また、返却する際には同梱物も忘れずに返却しましょう。返却忘れがあれば、再度郵送する手間がかかったり、延滞金を請求されたりすることがあるので注意してください。
さらに、返却物を紛失してしまった場合は、違約金を支払わなければなりません。端末の破損・紛失が心配な方は、保証オプション等に加入しておきましょう。
ポスト返却する場合は、投函時間に気を付けておく必要があります。
集荷が遅いポストを利用してしまうと、レンタル期間が延長され、延長料金を支払う必要がでてくる可能性もあるため注意しておきましょう。
レンタルポケット型WIFiに関してよくある質問
レンタルポケット型WIFiに関してよくある質問として、以下の6つのことを解説します。
- ポケット型WiFiはなぜ安い?
- 当日中に受け取れるポケット型WiFiはあるの?
- 入院中でもポケット型WiFiは使えるの?
- 5G対応のポケットWiFiの方が性能はいいの?
- 店舗とWebどっちで契約するのがおすすめ?
- ポケット型WiFiと携帯のテザリングどっちがいい?
それぞれの質問を詳しく解説しますので、レンタルポケット型WiFiに関して不明点がある方は参考にしてください。
あらかじめ不明点をクリアにしておけば、レンタルポケット型WiFiを選ぶ際に失敗する可能性を減らせるので、しっかり確認しておきましょう。
- ポケット型WiFiはなぜ安い?
-
ポケット型WiFiが安い理由には、以下の2つがあります。
- データ使用量の上限が決まっている
- モバイル回線を使用している
ポケット型WiFiは、固定回線である光回線に比べて安く利用できる場合がほとんどです。
光回線は、データ使用量の上限が定まっていませんが、ポケット型WiFiは、1ヶ月あたりの通信容量が決まっていて全体の使用量を調整しやすいため、安く利用できます。
また、レンタルポケット型WiFiのデータ使用量が無制限の場合でも、光回線と異なり「1日3GB以上で通信速度制限がかかる」などの制限を設けることによって、安く利用できるようにしています。
さらに、ポケット型WiFiは、スマートフォンなどと同様にモバイル回線を使用している点も安価に利用できる理由です。
モバイル回線は、光回線ほど通信安定性が高くないうえ、通信速度も遅いからです。
- 当日中に受け取れるレンタルポケット型WiFiはあるの?
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当日中に受け取れるレンタルポケット型WiFiもあります。
レンタルポケット型WiFiを提供している会社のホームページには、ほとんどの場合「17時までの申し込みで即日発送」などと表記してあります。
しかし、中には「当日受け取り可能」のサービスを実施している会社もあります。
当日受け取りをする場合は、ソクハイサービスなどの利用が必要で、追加料金を支払わなければなりません。
追加料金なしで、レンタルポケット型WiFiを即日受け取りしたい方は、店舗を持つ会社を選んで、店舗で受け取るのがおすすめです。
たとえば、Rakuten WiFi Pocketでは、全国の楽天モバイルショップで申し込みをすれば、即日受け取りが可能です。
ほかにも、UQ WiMAXも店舗を構えているため、最短即日受け取りができます。
しかし、店舗に在庫がなければ即日受け取りできないため、事前に問い合わせて在庫状況を確認しておきましょう。
- 入院中でもポケット型WiFiは使えるの?
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入院中でもポケット型WiFiの使用を許可している病院もあります。
病院内でポケット型WiFiの使用を認めているケースもあれば、病院のフリーWiFiが使用できる場合もあります。
病院によってルールが異なるため、入院する病院のホームページを見たり、看護師さんなど病院関係者に尋ねたりして、ポケット型WiFiの利用が可能かどうか確認しておきましょう。
- 5G対応のレンタルポケット型WiFiの方が性能はいいの?
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レンタルポケット型WiFiは、5G対応ではなく、4G対応で十分な通信速度が期待できます。
大容量のファイルをダウンロードしたり、複数端末を同時接続したりする場合は、5G対応のポケット型WiFi端末が有利です。
しかし、日常的に動画視聴やビデオ通話、Webサイトの閲覧で使用するだけであれば、4G対応の端末でも十分な性能があります。
5G対応のポケット型WiFi端末は、通信速度の面では便利ですが、いまだに5G非対応のエリアが多くあります。
都心部など一部の地域以外では、5Gが使えないケースは少なくありません。さらに、ポケット型WiFiの端末が5Gに対応している必要があるため、料金が高くなりがちです。
また、5Gがつながらないエリアでは、4G回線に切り替わります。
5G対応エリアと4G対応エリアの境界にいる場合は、通信の切り替わりが多くなり、通信が不安定になったりバッテリーの消費が早くなったりします。
5G対応のメリットとデメリットを理解したうえで、自分に合ったプランを選びましょう。
- 店舗とWebどっちで契約するのがおすすめ?
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店舗とWebのどちらで契約するかは、利用目的によって異なりますが、基本的にはWebでの契約がおすすめです。
レンタルポケット型WiFiの契約をWebで行う方がおすすめできる理由として、料金の安さが挙げられます。
店舗で貸し出しているポケット型WiFiは、人件費や店舗維持費などが必要になるため、その分レンタル費用も高くなりがちです。
反対に、店舗を持たない会社の場合は、人件費や店舗維持費が必要ないため、価格を抑えられます。そのため、「安くレンタルポケット型WiFiを利用したい」という方は、Webでの契約がおすすめです。
しかし、急に出張が決まったなど急遽ポケット型WiFiが必要になった方には、店舗での契約をおすすめします。店舗での契約であれば、最短即日で利用開始できます。
都合に合わせて店舗またはWebで申し込み、自分の目的に合ったレンタルポケット型WiFiを利用しましょう。
- ポケット型WiFiと携帯のテザリングどっちがいい?
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レンタルポケット型WiFiとスマートフォンなどのテザリングを比較した場合、ポケット型WiFiの方がおすすめです。
テザリングとは、スマートフォンの回線を使用して、ポケット型WiFiのようにほかの端末をインターネットに接続する機能のことです。
「端末料金が必要ないからテザリングの方が良いのでは?」「モバイル回線を使用しているならテザリングと一緒ではないか?」と感じる方は多いでしょう。たしかに、一時的な利用であれば、テザリングの使用でも問題ありません。
しかし、長期的にスマートフォンでテザリングを利用すると、スマートフォンのバッテリー劣化が早まります。
日常的に使用しているスマートフォンの充電の減りが速くなれば、スマートフォンの使い勝手が悪くなってしまいます。
また、スマートフォンのデータを大量に消費するため、携帯料金の支払い額が増える点もデメリットです。
スマートフォンのデータ量を追加購入するよりも、レンタルポケット型WiFiを契約した方が安い場合があるため、テザリングよりもレンタルポケット型WiFiの利用がおすすめです。
利用目的に合ったポケット型WIFiを選ぼう!
本記事では、利用期間別や海外向けのレンタルポケット型WiFiのおすすめサービスを紹介しました。
それぞれのサービスごとに特徴がありますから、レンタルポケット型WiFiの使用用途に応じて使い分ける必要があります。
1日単位でレンタルできるポケット型WiFiは短期間の利用におすすめですが、1ヶ月を超えると割高になります。
1ヶ月以上の長期間レンタルする場合は、1ヶ月単位で契約できるレンタルポケット型WiFiがおすすめです。
また、レンタルポケット型WiFiの選び方やメリット・デメリットについても詳しく解説しました。
本記事で紹介した「レンタルポケット型WiFi利用の流れ」を参考にして、申し込み手続きを進めてください。
ポケットWi-Fiおすすめ比較もご覧ください。