モバイルWi-Fiルーターの速度が遅い?速度制限がかかった時の対処方法とは?

スマホを使っている人々

モバイル端末の登場で私たちの生活はとても快適になりました。

いつでもどこへでも持ち歩けるので、外出先でネットを使って調べ物をしたり、待ち時間に動画を見たりフルに活用できます。

しかし、うっかりWi-Fi環境がない場所で使うと、あっという間にデータ通信量の上限に達してしまいます。

そんな時におすすめなのが、モバイルWi-Fiルーターです。

モバイルWi-Fiルーターがあれば、外出先でも高速のWi-Fi環境が整い、通信料を気にせず気兼ねなく使用することができます。

営業など仕事で外出が多い人にとっても、モバイルWi-Fiルーターは大変便利です。
お得意先まわりの合間に、職場に戻ることなくカフェなどに入って、パソコンで請求書を作成したり、日報を書いたりできるのです。

モバイルWi-Fiルーターの種類

この便利なモバイルWi-Fiルーターには、WiMAXとポケットWi-Fiという2つの種類があります。

WiMAXはUQモバイル、ポケットWi-FiはY!mobileがそれぞれ回線元となっており、その回線を使用して様々なサービス提供会社が独自のサービスを付け加えたお得なプランを提供しています。

しかし、このモバイルWi-Fiルーターがあれば絶対に安心というわけではありません。
様々な理由から、通信速度が遅くなってしまうことがあります。

モバイルWi-Fiルーターの速度が遅くなる原因とその対処の仕方、さらにデータ通信量の上限に達して速度制限がかかってしまった場合の解決方法について紹介します。
最近は無制限のモバイルWi-Fiルーターも人気ですので、これについても合わせて紹介します。

モバイルWi-Fiルーターの速度が遅い原因は?

wifiの電波に悩む女性

モバイルWi-Fiルーターを使っていても、通信速度が遅くなってしまう原因とその対策について紹介します。
通信速度が遅くなる原因として、以下のことが考えられます。

モバイルWi-Fiルーターの初期不良

モバイルWi-Fiルーターを手に入れて使い始めたのに、通信速度が思ったより遅い……。そんな場合は、ルーターの不具合、初期不良が考えられます。

再起動をしてみても改善されない場合は、契約会社に連絡して交換などの対応をしてもらいましょう。

電波が届きにくい環境

地方や山間部は基地局が遠いなどといった理由で、Wi-Fiの電波が届きにくい場合があります。都市部においても、地下や壁が厚い部屋などでは電波が届きにくくなります。

自宅でも固定型のWi-Fiを使わず、家でも外でもモバイルWi-Fiルーターを使う人がいますが、モバイルWi-Fiルーターを置いてある部屋とパソコンやスマホ、タブレットなどの端末を使用している部屋が離れているだけで、通信速度が遅くなる場合があります。

このような場合、場所を移動して改善できないか試してみましょう。
自宅で使用する場合、電波を受信しやすくなるホームアンテナを用意しているサービス会社もありますので確認してみましょう。

大勢の人が使用している

ロックフェスやコミケなど大きなイベント会場では、同じエリア内で大勢の人が回線を使用するために通信速度が遅くなる場合があります。

場所を移動するのが無理な場合は、イベントが終了して会場を離れるまでは使用を諦めましょう。

使いすぎで速度制限がかかった

モバイルWi-Fiルーター契約時に決めたデータ通信量の上限を超えた場合、速度制限がかかって遅くなる場合があります。

各キャリアでは、品質を一定に保つため、また全ての人が公平にネットワークを利用できるようにするため、使いすぎた人に対して速度制限をかけています。
一部の人の使いすぎによって、他の人の通信速度が落ちないようにこのような取り決めができています。

速度制限の原因になる利用の仕方として、次のような使い方があげられます。

ネット動画を頻繁に見ている

動画を頻繁に見るとデータ通信量が大幅に増えて、速度制限がかかる原因となります。

YouTubeの高画質の動画を見ていると、あっという間にデータ通信量の上限に達してしまいます。
また、気をつけたいのがSNSのタイムラインなどに勝手に流れてくる動画広告です。これもデータ通信量を消費してしまいますので注意が必要です。

沢山のアプリを入れていて、自動更新するように設定している

スマホやタブレットに沢山のアプリを入れていて、その更新を「常に自動更新する」に設定していると、知らず知らずのうちにデータ通信量を消費してしまって速度制限がかかる原因となります。

速度制限がかかってしまった場合の解決方法については、この後詳しく説明します。

速度制限はどのくらいでかかるのか?

タブレット端末を使っている男女

モバイル端末のヘビーユーザーにとって悩みの種が速度制限です。
モバイルWi-Fiルーターの通常プランは、契約容量が7GBというものが多いのですが、一般にはどのくらい使用すると7GBに達して速度制限がかかってしまうのでしょうか。

速度制限

  メール送受信 ニュースサイト閲覧 音楽ダウンロード ネット動画視聴
1GB 約2,090通/月 約3,490ページ/月 約250曲/月 約4.5時間/月
約69.5通/日 約116.5ページ/日 約8.5曲/日 約9分/日
3GB 約6,270通/月 約10,470ページ/月 約750曲/月 約13.5時間/月
約208.5通/日 約349.5ページ/日 約25曲/日 約27分/日
7GB 約14,630通/月 約24,430ページ/月 1,750曲/月 約31.5時間/月
約486.5通/日 約815.5ページ/日 約58.5曲/日 約63分/日

(Y!mobile公式サイトより)

7GBの動画視聴の欄を見ると、1日当たり約63分となっています。
しかし、動画を頻繁に視聴している人にとっては、1日当たり63分では足りずあっという間に7GBを超えてしまいます。

速度制限で通信速度はどのくらい遅くなるのでしょう。

これはプロバイダによっても異なりますが、一般的に1Mbpsという会社が多いようです。

1Mbpsというとかなり遅くなるのでは?と心配されるかもしれませんが、サイト閲覧やSNSの閲覧・投稿、メールやLINEのメッセージなどで使用する分には全く支障がありません。

YouTubeも標準画質での視聴であれば問題なくできるようです。
ただ、NetflixなどのVODの動画視聴や、オンラインゲーム、あるいは重たいファイルのアップロードには支障が出ます。

ハイスピードプラスエリアモードの場合

WiMAXのルーターの機種によっては、au 4G LTE回線を使って通信ができる「ハイスピードプラスエリアモード」が使える大変便利なプランがあります。

しかし、その月の合計データ通信量が7GBを超えてしまうと、月末まで通信速度が128kbpsに制限されてしまいますので要注意です。

この128kbpsという通信速度は非常に厳しく、メールやLINEはできますが画像の多いサイトの閲覧やSNSの閲覧、動画視聴やPS4などのゲームはほぼできないと思ったほうがいいでしょう。

速度制限がかかった時の対処方法は?

キャリアウーマンの悩み

速度制限がかかってしまった場合、どのように対処したらいいのでしょうか。いくつかの方法を紹介します。

解除されるまで我慢する

速度制限がかかったのが月末に近かったら、自宅や職場などWi-Fi環境のある場所で極力使うようにして、なんとか月末まで乗り切りましょう。

無料Wi-Fiスポットを探して利用する

無料Wi-Fiのあるカフェ、コンビニ、公共機関などでWi-Fiに接続すれば、スムーズに使えるようになります。

しかし、無料Wi-Fiのあるカフェは混雑していることが多く、大勢の人が接続することで通信速度が遅くなる場合があります。

また、特に注意したいのが、セキュリティの問題です。無料Wi-Fiスポットでの使用には不正アクセスの心配があります。
無料Wi-Fiスポットでは、大切な仕事のやりとりやクレジットカードの使用、ネットバンキングの利用、パスワードを入力などは絶対に避けましょう。

追加データを購入する

月末まで日にちがあり、速度制限の解除が待てない、早急に通常速度に戻したいという場合は、追加データを購入するという方法があります。

参考までに、Y!mobileのポケットWi-Fiを見てみると、制限速度を通常速度に戻すには500MBごとに500円の追加料金が必要となります。

無制限プランやデータ容量の多いプランに変更する

WiMAXやポケットWi-FiなどモバイルWi-Fiルーターは、様々な会社がサービスを提供しています。

データ容量が無制限、あるいは最大容量が格段に多いプランがありますので、自分の使い勝手のよい会社のサービスを利用しましょう。

モバイルWi-Fiルーターの無制限プランとは?

スマホで音楽を聴く男性

モバイルWi-FiルーターのWiMAXを提供しているUQモバイルは、新ギガ放題プランを用意しています。
これは、WiMAX2+の月間データ容量の上限がなく、無制限に使えるタイプです。

ただ、全く無制限かというとそういうわけではなく、3日間で10GBを超えた使用があると、翌日、ネットワークが混雑する時間帯(概ね18時頃から2時頃)に速度制限がかかってしまいます。

一方、Y!mobileのポケットWi-Fiは、通常のデータ容量は月間7GBまでとなっています。
しかし、Pocket Wi-Fiプラン2(ベーシック)に加入している場合は、追加料金を支払ってアドバンスモードに設定すれば無制限で利用できるようになります。

ただ、こちらも混雑回避のために3日間で10GB以上使用した場合は、翌日の混雑時間帯(18時から1時頃)に速度制限がかかります。

3日間で10GB以上の速度制限は次のように設定されます。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
10GB以上 速度制限      
  10GB未満 速度制限なし    
    10GB以上 速度制限  

このように使いたい放題の無制限プランといっても3日で10GBの縛りがあり、完全無制限ではありません。
完全無制限のモバイルWi-Fiルーターはないのでしょうか。

完全無制限プランも出てきている

モバイルWi-Fiルーターのうち、WiMAXはUQモバイル、ポケットWi-Fi はY!mobileが回線を提供しています。

これらの回線を使って、サービスを提供している会社は多数あり、それらの中には、3日で10GB以上使っても速度制限されない、完全無制限のプランを用意している会社も出てきています。

自分に使い勝手の良いプランを選ぼう

スマホを持つ大勢の男女

モバイルWi-Fiルーターの通信速度が遅くなる原因とその対策、速度制限がかかった場合の対処法などとともに、データ通信量無制限のプランについて紹介しました。

プランを選ぶ時は、サービスの違い、ルーターの大きさや重さ、料金などを確認して、自分にとって使い勝手のよいプランを見つけましょう。

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この記事を書いた人

ポケット型Wi-FiやWiMAX、格安SIMについて独自の調査を元にお得で有益になる情報を発信しています!

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