格安SIMデータ通信のおすすめ7選!選び方やメリット・デメリットを解説

格安SIMデータ通信のおすすめ7選!選び方やメリット・デメリットを解説

格安SIMの誕生により、データ通信がお得に使えるようになりました。

あなたは「Wi-Fiの代わりに格安SIMを使いたい」「電話の機能はいらないので、通信障害などの対応用に2台目のスマホを持っておきたい」と思っていませんか。

格安SIMはデータ通信のみでも使用でき、安価なため気軽に2台持ちできます。

本記事では以下の内容について解説します。この記事を読めば、あなたの用途に合った格安SIMが選べるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かること
  • データ通信で使えるおすすめの格安SIM
  • データ通信のみの格安SIMを選ぶ方法
  • 格安SIMをデータ通信に使うメリットとデメリット
目次

データ通信で使えるおすすめ格安SIM7つ

データ通信で使えるおすすめ格安SIM7つ

格安SIMは携帯電話としてではなく、データ通信のみで使えるプランもあります。

データ通信で使えるおすすめ格安SIMを7つ紹介します。

  • 楽天モバイル
  • LinksMate
  • nuroモバイル
  • mineo
  • IIJmio
  • HISモバイル
  • BIGLOBEモバイル

楽天モバイル

楽天モバイルにはデータ通信のみのプランはありません。

しかし、電話が使えてもデータ無制限で月々3,278円とお得に使えるのが魅力です。通常は楽天回線を使用しますが、エリア外の場合はau回線を使用します。

国内の通信エリアは使い放題のため、データ通信無制限の格安SIMを探している方におすすめです。

楽天モバイルはデータ利用が20GBまでの場合は従量課金、20GBを超えると自動的にデータ無制限に切り替わります。そのため、プランを設定して申し込む必要がないため便利です。

データ繰り越しの設定はありませんのでご注意ください。

容量料金
3GB1,078円
20GB2,178円
20GB以上3,278円

LinksMate

LinksMateは100MBの料金の安さが業界一位で、docomoの回線を使用しています。

550円を追加で支払えば、Instagram、X、Facebookなど、対象のSNSやゲームの通信料が90%OFFになるカウントフリーのプランが使えます。対象のSNSやゲームをメインに使う方におすすめです。

また、料金プランが豊富なのもメリットです。

容量料金
100MB165円
200MB275円
300MB308円
400MB330円
500MB363円

1GB以上はSMSが使えるオプション付きです。SMSが必要な方は1GB以上のプランを申し込むとよいでしょう。

容量料金
1GB517円
3GB682円
10GB1,650円

nuroモバイル

nuroモバイルはSONYグループである「ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社」が提供する格安SIMです。

5GB、10GB、15GBのデータ専用SIMでは、月額料金が最安値なのがメリットです。

データ専用5GBプランの場合は、3か月ごとに3GB(10GBプランの場合6GB)が無料でもらえます。もらった容量は翌々月まで使用可能なのが嬉しいポイントです。

回線はdocomo、au、ソフトバンクの3回線から選べます。通信障害に備えて2台目を持つ場合は、1台目と異なる回線を選択するとよいでしょう。

容量料金
3GB627円
5GB825円
10GB1,320円
15GB1,625円
20GB2,699円
40GB3,980円

SMS付きプラン

容量料金
5GB990円(docomo・au回線のみ)
10GB1,485円(docomo・au回線のみ)
15GB1,790円(docomo・au回線のみ)

mineo

mineoは関西電力グループの「株式会社オプテージ」が提供する格安SIMです。docomo、au、ソフトバンクの3キャリアから使用回線が選べます。

プランは「マイピタ」と「マイそく」の2種類です。違いは以下のとおりです。

  • マイピタ:定額プラン
  • マイそく:月曜日から金曜日の12時台は32kbpsに通信制限されるが、中速で使い放題

データ通信をよく使うため無制限プランが望ましいが、速度にあまりこだわりがない方は「マイそく」がおすすめです。

マイピタ(定額プラン)

容量料金
1GB880円
5GB1,265円
10GB1,705円
20GB1,925円

*最大1.5Mbpsで使い放題のオプション パケット放題 Plus:385円(マイピタのみ)

マイそく(月〜金12時台は32kbpsに通信制限される代わりに、中速で使い放題になるプラン)

容量料金
ライト(最大300kbps)660円
スタンダード(最大1.5Mbps)990円
プレミアム(最大3Mbps):2,200円2,200円

*24時間データ使い放題:330円/回 (マイそくのみ)

IIJmio

IIJmioは老舗プロバイダーの「株式会社インターネットイニシアティブ」が提供している格安SIMです。docomoの回線を使用しています。

OSアップデート対応や新端末の動作確認、ラインナップ導入が速いため、安心して利用できます。また、速度が比較的安定しているのも魅力です。

データeSIMプランはさらにお得で、デュアルSIMに対応しているのがメリットです。

容量料金(SMS付きSIM)料金(データSIM)料金(データeSIM)
2GB820円740円440円
5GB970円900円660円
10GB1,470円1,400円1,100円
15GB1,780円 1,730円1,430円
20GB1,980円  1,950円  1,650円

HISモバイル

旅行会社の株式会社HISが提供している格安SIMです。プラン数が多く、SMSありとなしのいずれかが選択可能です。

基本プランはdocomo回線のみですが、従量課金制プランではdocomoとソフトバンク回線が選べます。

HISモバイルには定額の「データ定額440プラン」と、従量課金制の「ビタッ!プラン」の2種類があります。「ビタッ!プラン」は従量課金制のため、使用量に応じて料金が変わります。

海外用プリペイドSIMもあるため、海外によく行かれる方にもおすすめです。

基本プラン(データ定額440プラン)*docomo回線のみ

容量料金(データ+SMS)料金(データ通信のみ)
1GB 490円440円
3GB630円580円
7GB930円 880円
20GB2,130円2,080円
50GB5,930円5,880円

従量課金制プラン(ビタッ!プラン)*docomoまたはソフトバンク回線

容量料金(データ+SMS)料金(データ通信のみ)
100MB352円 198円
2GB  924円770円
5GB1,474円1,320円
10GB2,464円 2,310円
15GB3,454円 3,300円
30GB 5,929円 5,775円

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダ大手のビッグローブ株式会社が提供している格安SIMです。

SMS機能付きプランはdocomoとau回線、データSIMのみの場合はdocomo回線のみが選べます。

1,078円でエンタメフリー・オプションをつければ、YouTube、Abema TV、Spotifyなどの対象アプリが使い放題です。

エンタメフリー・オプションに該当するアプリをよく使う方は、安価なプランにエンタメフリー・オプションを追加するとよいでしょう。YouTubeなどをよく観る方におすすめです。

エンタメフリー・オプションが対象になるアプリ
  • 動画配信:YouTube、Abema TV、U-NEXT、YouTube Kids
  • 音楽・ラジオ配信:Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko.jp、らじる★らじる
  • コミュニケーションアプリ:Facebook Messenger
プラン料金(SMS機能付きデータSIM)料金(データSIM)
3ギガプラン1,122円990円
6ギガプラン1,727円1,595円
12ギガプラン3,102円2,970円
20ギガプラン5,082円4,950円
30ギガプラン7,557円7,425円

*エンタメフリー・オプション:1,078円

データ通信のみの格安SIMを選ぶ方法

データ通信のみの格安SIMを選ぶ方法

多くの格安SIMがある中で、どれを選んでよいのか迷うのではないでしょうか。

データ通信のみの格安SIMを選ぶ場合、あなたが快適に使えるものを選ぶとよいでしょう。

以下5つについてそれぞれ解説します。

  • 通信速度が速いものを選ぶ
  • データ容量が自分に合っているか確認する
  • 月額料金に満足できるかを検討する
  • サポート体制が自分に合うか確認する
  • 自分のスマホが格安SIMのデータ通信に対応しているか確認する

通信速度が速いものを選ぶ

格安SIMを選ぶ際は、通信速度が速いものを選びましょう。サイトの読み込みや動画閲覧、データのアップロードやダウンロードがスムーズに進みます。

通信速度が遅い格安SIMを選ぶと、画面が止まったり何度もやり直しをしたりするため時間がかかり、ストレスがたまるでしょう。

また、オンライン会議の場合、通信速度が遅い格安SIMを使用すると会議が円滑に行われなくなるため、相手に迷惑をかけるかもしれません。

データ容量が自分に合っているか確認する

データ容量があなたに合っているか確認するのも大切です。あまり使わないのに大容量のプランを契約すると、無駄なコストがかかります。

また、あなたが毎月使用する量よりも少ない容量を契約すると、容量を超えた分は速度が遅くなったり、スポットで追加費用を支払う必要があるかもしれません。

毎月スポット費用を支払うと、結果的に料金が高くなる可能性があります。

毎月の使用状況によって容量を選ぶか、自動で料金が切り替わる格安SIMを選ぶと良いでしょう。

1GBの容量でできることの目安は以下のとおりです。データ容量を決める際の参考にしてください。

1GBのデータ容量の目安
  • ホームページ閲覧:約400回
  • メール500文字: 約3万通
  • YouTube閲覧(SD画質):約2時間
  • YouTube閲覧(HD画質):約1時間
  • TikTokの再生:約2時間
  • Zoomでのビデオ通話:約1.5時間
  • 音楽ストリーミング(中音質):約1.5時間
  • アプリゲーム:約100時間
  • アプリやOSのダウンロードやアップデート:0~1回

月額料金に満足できるかを検討する

容量に対して、あなたが納得できる料金であるかを確認するのも大切です。

契約時はキャンペーンなどで料金が一時的に安くなる場合があります。

しかし、キャンペーンが終了して正規料金になったとき、その料金を払う価値があるか、他社のプランでもっとふさわしいプランがあるのかなど、確認するとよいでしょう。

サポート体制が自分に合うか確認する

格安SIMはコストを下げるため、契約やサポートはオンラインのみの会社が多いです。

不安な場合は対面で相談できる会社を選ぶか、オンラインでもサポートがしっかりしている会社を選ぶのがおすすめです。

SNSで調べると、格安SIM会社についての口コミが分かるため、参考にするとよいでしょう。

自分のスマホが格安SIMのデータ通信に対応しているか確認する

手元にあるスマホをデータ通信に使用する場合は、SIMロックについて確認しましょう。

2021年9月30日以前に発売されたドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアのスマホは、他のキャリアで使用できないように利用制限(SIMロック)されています。

SIMロックされている場合はSIMフリーのスマホを購入するか、SIMロックを解除しましょう。

また、スマホの機種によっては、格安SIM会社で使用できない場合があります。格安SIM会社の動作確認端末一覧を確認してから契約するのがおすすめです。

格安SIMをデータ通信に使うメリットとデメリット

格安SIMをデータ通信に使うメリットとデメリット

格安SIMをデータ通信に使うメリットとデメリットは以下のとおりです。それぞれ解説します。

格安SIMをデータ通信に使うメリット

  • データ通信専用にすると、電話機能があるプランより安くなる可能性がある
  • 契約などがオンラインで完結ため簡単
  • PCやタブレットなどに接続できる
  • Wi-Fiルーター代わりに使える
  • 1台目と2台目で使い分けできる
  • メインのスマホが通信障害などで使えない場合に便利

データ通信用格安SIMは、電話機能があるものより安く使える場合が多いです。データ通信用のサブ回線として契約する場合におすすめです。

格安SIMはコストを下げるため、手続きがオンラインで完結する場合が多いです。即日開通も可能な場合があるため、急ぎの場合でも対応可能です。

SIMフリーのPCやタブレットなら、SIMカードを直接差し込むだけでインターネットに接続できます。また、格安SIMのスマホをWi-Fiiルーター代わりに使用し、PCやタブレットにつなぐのも可能です。

2台目を通信障害などの緊急用に契約する場合は、例えば、1台目はdocomo回線で電話機能あり、2台目の格安SIMはauまたはソフトバンク回線にして電話機能無しの安いプランにする方法です。

携帯電話会社によって使用エリアが異なるため、複数の回線を持っておくと安心できます。また、通信障害などに備えて複数回線を契約しておくのも大切です。

格安SIMをデータ通信に使うデメリット

  • データのみのプランではお得なキャンペーンが使えない場合がある
  • 電話番号を使う通話が使えない
  • ショートメール(SMS)が使えない

格安SIMではお得なキャンペーンが多く開催されているため、この機会に契約しようと思っているかもしれません。しかし、データのみのプランではお得なキャンペーンが使えない場合があります。

また、格安SIMでは電話番号を使う通話や、110番、119番などの緊急電話、0120から始まるフリーダイヤルや0570から始まるナビダイヤル、災害通報が使えません。

また、データ通信のみのプランではショートメール(SMS)も使えません。SMSが使いたいときはSMS機能をオプションでつけられる格安SIMを選ぶとよいでしょう。

SMSはサービスの登録時に認証方法として使用するため、使えるようにしておくと安心です。

LINEなどのように、インターネット回線を使う電話やIP電話はデータ通信のみの契約でも問題なく利用できます。

しかし、電話番号が使えないと不便な場合が多いでしょう。そのため、データ通信専用の格安SIMは2台目のサブ用として持つのがおすすめです。

格安SIMのデータ通信に関するよくある質問

格安SIMのデータ通信に関するよくある質問

格安スマホをデータ通信で使う場合によくある質問は以下のとおりです。

格安SIMでのデータ通信速度はどうなのか?

格安SIMは大手キャリアのネットワークを使用しているため、快適に使える場合が多いです。

しかし、お昼などの混雑する時間帯や使用場所、契約内容によっては速度が低下する恐れがあります。

格安SIMは海外でも使えるのか?

一部の格安SIMは海外ローミングに対応しているため、海外でもデータ通信が可能です。

しかし、料金が高額になる可能性があるため、使用する前によく確認しましょう。

格安SIMをデータ通信で使うことに関するまとめ

  • 格安SIMはデータ通信のみでも使用可能
  • データ通信で使えるおすすめ格安SIMは楽天モバイル、LinkMate、nuroモバイル、mineo、IIJmio、HISモバイル、BIGLOBEモバイルの7つ
  • 楽天モバイルは使った分だけ料金がかかり、データ無制限でもお得に利用できる
  • LinksMateは100MBの料金の安さが業界一位で、SNSやゲームの通信料が90%OFFになる
  • nuroモバイルはキャリアの3回線から選択でき、プランによっては3ヶ月ごとに3GBや6GBがもらえる
  • mineoはキャリアの3回線から選択でき、中速で無制限に使いたい方におすすめ
  • IIJmioは老舗プロバイダーの格安SIMで、データeSIMがお得
  • HISモバイルはプラン数が多く、海外用プリペイドSIMもある
  • BIGLOBEモバイルはYouTubeなど、対象のアプリが使い放題になるオプションがある
  • データ通信のみの格安SIMを選ぶ場合は、通信速度が速いものや、自分に合っているものなどを選ぶとよい
  • 格安SIMをデータ通信に使うメリットは料金が安いこと、1台目のスマホと使い分けができること、Wi-Fiルーター代わりになることなどが挙げられる
  • 格安SIMをデータ通信に使うデメリットはお得なキャンペーンが使えない可能性があること、電話番号を使う通話ができないことなどがある

格安SIMをデータ通信で使用する場合のおすすめや選び方、メリットとデメリットについて解説しました。

格安SIMはコストパフォーマンスに優れているうえ、便利に使えます。しかし、選択肢が豊富でデメリットもあるため、どれを選んでよいか迷うかもしれません。

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